令和元年度 日本表面真空学会九州支部学術講演会において学生講演奨励賞を受賞

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 令和元年6月1日に福岡大学にて行われた令和元年度日本表面真空学会 九州支部学術講演会(九州表面・真空研究会2019)において,理工学系研究科理工学専攻電気電子工学コース修士1年の西村昭彦さんが学生講演奨励賞を受賞しました。

 

 日本表面真空学会 九州支部学術講演会(兼 九州表面・真空研究会)は,九州・沖縄・山口の大学や企業で活躍する研究者が,薄膜・表面における種々の新規な現象とその応用について幅広く議論する場として毎年開催され,今年で24回目を迎えます。当日は,薄膜・表面に関連した分野,半導体表面,金属表面,トポロジカル絶縁体,有機分子薄膜,結晶成長,プラズマ応用薄膜成長,放射光分析,炭素系新材料,ナノ応用デバイス,真空技術などを対象とした発表がありました。

 西村さんは「角度分解光電子分光によるCdO(001)上Bi超薄膜の電子状態の研究」の講演題目で,Bi(110)の引っ張り歪みを伴うエピタキシャル成長が期待されるCdO(001)基板上にBi超薄膜を作製し,その電子状態についてシンクロトロン光を利用した角度分解光電子分光(ARPES)測定によって調べた成果を発表し,学生講演奨励賞を受賞しました。

 

 当センターは今後も世界最先端の応用研究と次世代の科学技術分野を担う人材の育成を行っていくことで,地域や社会に貢献していきたいと考えています。

 

 

 

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】 

  佐賀大学シンクロトロン光応用研究センター

  助教 山本 勇

  TEL:0952-28-8152

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