令和元年8月の佐賀県豪雨災害の復興支援のため,佐賀大学医学部附属病院整形外科(教授 馬渡 正明)が主催した第138回西日本整形・災害外科学会の収益の一部を義援金として佐賀県へ贈呈しました。
令和元年8月の佐賀県の豪雨災害に被災されたすべての方々,関係各位の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一方で,その後,日本各地で新しい災害がおき,佐賀の豪雨災害は,いわゆる「忘れられた被災地」の一つになっているとも報道されています。しかしながら,佐賀県の豪雨災害の爪痕はまだ深く,そして,復旧は道半ばであり,被災地の惨状と風化の報道に,我々は,ただただ心を痛めていました。
そこで,令和元年11月30日に佐賀大学医学部附属病院整形外科が主催した第138回西日本整形・災害外科学会(会長:佐賀大学整形外科教授 馬渡 正明)の参加費などの収益の一部を,甚大な被害をうけられた被災者の方々の救済や復興に役立てていただきたく,義援金(100万円)として佐賀県へ寄贈させていただきました。
被災された地域の一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
【贈呈式の様子】
2020年1月10日に佐賀県庁で行われた贈呈式では,佐賀大学整形外科教授 馬渡正明より佐賀県知事 山口祥義様へ義援金が贈呈されました。
1.贈呈式
(1)日時及び場所
日時:令和2年1月10日(金曜日)15時15分~
場所:県庁来賓室
(2)贈呈者
西日本整形・災害外科学会
佐賀大学医学部整形外科 主任教授 馬渡正明 氏
(3)義援金額
100万円(目録で贈呈)
(4)受領者
山口知事
2.義援金贈呈に至る経緯
令和元年11月30日,12月1日,佐賀大学医学部整形外科主催で「第138回西日本整形・災害外科学会学術集会」が開催されたが,その中で,開催予算の一部を,豪雨災害の被災者に対する義援金に充てることを決定された。
3.西日本整形・災害外科学会
・会員数 約2,400人
4.西日本整形・災害外科学会 学術集会の開催
・昭和26年の発足以来,年2回開催されており,日本でも最古参の学会の一つ。
・春季が福岡の4大学で持ち回り,秋が福岡以外の西日本の9つの大学で持ち回り開催。
・佐賀大学では9年に1度の担当となり,昨年秋に第138回目となる学術集会を佐賀大学主催で開催。(※)
(※)第138回西日本整形・災害外科学会学術集会
日時:令和元年11月30日(土),12月1日(土)
場所:佐賀市文化会館
学術集会会長:佐賀大学医学部整形外科学教室教授 馬渡正明氏
参加者:約700名
【本件に関するお問い合わせ先】
医学部総務課
TEL0952-34-3311