ハコデフェイスシールドの共同開発について(お知らせ) ~佐賀大学医学部附属病院と(株)サガシキの取組~

PRESS_RELEASE

 佐賀大学医学部附属病院は、株式会社サガシキ(佐賀県佐賀市)と、紙製の使い捨てフェイスシールド「ハコデフェイスシールド」を共同開発しました。

 本製品は一枚の防水紙で作られたフレーム部分とプラスチックのシールド部分から構成されています。組み立て方法はシンプルで、ミシン目に沿って切り離し、折り紙のように組み立てるだけで使用が可能です。軽量で、組み立て前はかさばらず、保管場所を取らないよう設計されています。また、特殊な素材を必要としないため、安価で量産が可能です。サイズの調整が可能であり、幼児から高齢者まで、医療現場のみならず、公共施設や教育現場などでも幅広く使用することが可能です。

 COVID-19の感染拡大に伴い、世界的に深刻な個人用防護具(PPE)の不足が生じており、ハコデフェイスシールドはその解決の一助となりえます。

 「折り紙形式」という日本独特のアイディアが功を奏し、学術誌「QJM: An International Journal of Medicine」に、ハコデフェイスシールドを紹介した論文の掲載が決定しています。

 

 

 

【お問い合わせ先】

  佐賀大学医学部総務課

  電話番号 0952-34-3306

戻る

TOP