ハコデガードシリーズの共同開発について ~佐賀大学医学部附属病院と(株)サガシキの取組~

PRESS_RELEASE

 佐賀大学医学部附属病院は、株式会社サガシキ(佐賀県佐賀市)と、2020年9月24日にPRESS RELEASEした「ハコデフェイスシールド」と並行して、紙製の使い捨ての箱型フェイスシールド「ハコデガード」及び「ハコデガードライト」を共同開発しました。

 「ハコデガード」は、一枚の厚紙から成り、折り目に沿って折るだけで簡単に組み立てることができるフェイス&ヘッドシールドです。医療者の頭部、顔面、頸部を完全に覆うことができ、ヘアキャップ、ゴーグル、フェイスシールドの代替品として利用できます。

 また暑さ対策のため頭頂と後頭部分を大きく開放し、感染症検査を受ける患者にも利用が可能なように鼻孔部分に丸い切れ込みを入れたフェイスシールド「ハコデガードライト」も共同開発しました。

 「ハコデガード・ハコデガードライト」は、特殊な素材を必要とせず、安価で大量生産が可能です。COVID-19の感染拡大に伴い、世界的に深刻な医療者向けの個人用防護(PPE)の不足が生じており、ハコデガードシリーズはその解決の一助となり得ます。またディスポーザブル製品でリユースによる感染リスクがない点、軽量である点、組み立て前の状態は保管に場所をとらない点など多くの利点があります。これらの点が評価され、「ハコデガード・ハコデガードライト」に関する論文が英文学術誌International Journal of General Medicineに掲載されました。

 

参考:

 ■サガシキHP   https://www.sagasiki.co.jp/

 ■製品情報サイト  https://hacodeguard.jp

 ■製品販売サイト  https://hacode.base.shop

 ■英語論文     https://doi.org/10.2147/IJGM.S292091

 

 

 

【お問い合わせ先】

  佐賀大学医学部総務課

  電話番号 0952-34-3306

 

 

 

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