経済学部 亀山ゼミナールの学生グループ「令和2年度(公財)九州運輸振興センター懸賞論文」において優秀賞を受賞

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【内容】

 佐賀大学経済学部 亀山ゼミナール(教授 亀山嘉大)の4年生の学生グループ(伊藤優汰、田中美樹、中村祐斗、堀ひなこ)が、「令和2年度(公財)九州運輸振興センター懸賞論文」において、優秀賞を受賞し、令和3年2月25日(木)西日本鉄道株式会社本社にて授賞式が行われました。

 

【受賞論文】

 伊藤優汰・田中美樹・中村祐斗・堀ひなこ(2019)「九州新幹線西九州ルート開通が佐賀大学生の通学・居住選択に及ぼす影響に関するデータ分析」

 

【論文の要旨】

 本研究は、2022年度に開業が予定している九州新幹線西九州ルートについて、佐賀大学生および佐賀県・福岡県の高校生を対象にアンケート調査を実施し、西九州ルートの開通が進路・通学・居住の選択にどう影響を及ぼすのか分析したものです。分析結果から,大学生・高校生ともに現在の居住地から近い進学先を選ぶ傾向にあり、特急および新幹線の利用や乗車時間の延長、電車費用の上昇は通学範囲・進路選択の縮小につながることが示されました。西九州ルート開通により県外の学生や高校生は佐賀大学を進路先として考えていかなくなることが予想され、新幹線西九州ルート開通後は、今よりも一層、佐賀大学を県内や県外にプロモーションし、若者の獲得を目指していく必要があることが分かりました。

 

参考:(公財)九州運輸振興センターHP(http://kyushu-transport.or.jp/monograph/)

 

 

亀山教授、(公財)九州運輸振興センター 竹島会長と受賞した学生たち

 

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

  佐賀大学経済学部教授 亀山嘉大

  T E L:0952-28-8447(亀山研究室)

  E-mail:kameyama [at] cc.saga-u.ac.jp

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