理工学部 掛下 哲郎 准教授が情報処理学会ソフトウェア工学研究会功績賞を受賞
情報処理学会では、ソフトウェア工学研究会において特に顕著な功績のあった者に、功績賞を贈呈しています。
掛下 准教授は、情報処理学会において高度IT人材育成フォーラムの代表を2007年から2015年まで務め、ソフトウェア工学を含む高度IT全般の人材育成に関する組織を越えた連携および資格制度の設計をリードしました。その成果を情報処理学会 認定情報技術者制度(CITP)として結実させ、今日まで数多くのCITP認定者を輩出しています。
また、同制度のソフトウェア工学およびシステム工学領域における基礎を与える国際規格 ISO/IEC 24773-1の策定を国際コエディタとしてリードし、2019年の発行に至りました。
さらに、掛下准教授は、制定の経緯やソフトウェア技術者およびシステム技術者を対象とする関連制度との関係などを整理し論文発表するなど、ソフトウェア工学および関連領域における人材育成およびその基礎を与える資格認定制度の策定、ならびに普及展開について取り組んできました。
今回の受賞は、これらのソフトウェア工学を含む高度IT人材育成に関する取り組みに対する長年にわたる功績が認められたものです。
受賞のホームページ:情報処理学会ソフトウェア工学研究会 功績賞
https://www.ipsj.or.jp/award/se-award3.html
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学理工学部・情報部門 准教授
掛下哲郎(kake (at) is.saga-u.ac.jp)