システム創成科学専攻社会循環システム学コースの大学院生が公益財団法人加藤科学振興会の令和3年度研究奨励金に採択

【概要】
工学系研究科博士後期課程システム創成科学専攻社会循環システム学コース1年のShaimah Rinda Sariさんが、公益財団法人加藤科学振興会の令和3年度研究奨励金に採択されました。

【本文】
2021年4月26日(月)、工学系研究科博士後期課程システム創成科学専攻社会循環システム学コース循環物質化学部門1年のShaimah Rinda Sariさんが公益財団法人加藤科学振興会の令和3年度研究奨励金に採択されました。佐賀大学では初めての採択となります。
加藤科学振興会は、当時、東京工業大学電気化学科の教授であった加藤与五郎博士が、発明したアルミニウム精錬法の特許料の一部を基金として寄附され、昭和17年(1942年)に科学教育と学術振興の目的で創立された財団です。
加藤科学振興会は、「将来、独創的な研究に挑む意欲に富む若い学生の研究活動を奨励、支援」を目的とし、毎年20〜30名の修士・博士課程学生の若手研究者に「研究奨励金」を交付されています。この研究奨励は、「昔、加藤博士が、彼こそはと見込んだ学生に研究のみならず生活を含めて援助するために、ポケットマネーを差し出した」ことを基に始まったもので、加藤博士の「創造の出来る人間」を育てる創造性開発の教育の中核をなすものです。Shaimah Rinda Sariさんは新しい皮膚ガスセンサの研究に取り組んでおり、研究奨励金は本人の研究活動に有効活用される予定です。

〇加藤科学振興会 令和3年度研究奨励金
工学系研究科博士後期課程システム創成科学専攻社会循環システム学コース1年
Shaimah Rinda Sari さん(指導教員:冨永 昌人 教授)
題目: 酵素修飾セルロース薄膜電極を基板とした皮膚ガスセンサの開発

 

【本件に関する問い合わせ先】

  佐賀大学理工学部総務

  電話 0952-28-8513

 

戻る

TOP