【概要】
　理工学研究科理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコース博士後期課程2年のCitra Dewi Rakhmaniaさんが、公益財団法人加藤科学振興会の令和5年度研究奨励金に採択されました。

【本文】
　理工学研究科理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコース博士後期課程2年のCitra Dewi Rakhmaniaさん（指導教員：冨永 昌人 教授）が、公益財団法人加藤科学振興会の令和5年度研究奨励金に採択され、令和5年7月5日（水）に学士会館（東京都千代田区）において贈呈式が行われました。佐賀大学では2回目の受賞となります。
　加藤科学振興会は、東京工業大学電気化学科の教授であった加藤与五郎博士が発明したアルミニウム精錬法の特許料の一部を基金として寄附され、昭和17年（1942年）に科学教育と学術振興の目的で創立された財団です。本会は、「加藤博士が、彼こそはと見込んだ学生に研究のみならず生活を含めて援助するために、ポケットマネーを差し出した」ことを基に始まったもので、「将来、独創的な研究に挑む意欲に富む若い学生の研究活動を奨励、支援」を目的とし、加藤博士の「創造の出来る人間」を育てる創造性開発の教育の中核をなすものです。今年度は、全国からの大学院修士・博士課程学生ならびに高等専門学校専攻科学生の25名に「研究奨励金」が授与されました。
　Citra Dewi Rakhmaniaさんは、新しい電極界面創成の研究に取り組んでおり、研究奨励金は本人の研究活動に有効活用される予定です。

〇加藤科学振興会　令和5年度研究奨励金
　理工学研究科理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコース博士後期課程2年
　　　　　　　　　　　　　　　　　Citra Dewi Rakhmania さん（指導教員：冨永 昌人 教授）

　題目： Creation of new electrode interface for a reversible redox reaction of NADH/NAD⁺
　　　　（NADH/NAD⁺の可逆なレドックスを与える電極界面の新規創成）

記念写真
左から、谷口 功 財団理事長、Citra Dewi Rakhmania さん、冨永教授

谷口 功 財団理事長（熊本大学元学長、現 国立高等専門学校機構理事長）の挨拶

【本件に関する問い合わせ先】
　佐賀大学理工学部総務
　電話　0952-28-8513