肥前セラミック研究センターと(株)香蘭社開発の「自硬鋳込み成形技術」を用いて制作した陶磁器オブジェ『やきもの立体QRコード』の上有田駅設置について

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 佐賀大学 芸術地域デザイン学部 有田セラミック分野 三木研究室、および研究生イヒョジンは、肥前セラミック研究センターと(株)香蘭社が開発した「自硬鋳込み成形技術」を用いて、有田観光協会のホームページ「ありたさんぽ」にアクセスすることができる『やきもの立体QRコード』を制作し、 3月末にJR有田駅(以下、有田駅)に設置しましたが、7月31日にJR上有田駅(以下、上有田駅)にも設置いたします。
 「自硬鋳込み成形技術」は、従来の陶磁器成形で多用される石膏型による鋳込み成形では実現できなかった厚みや複雑な形状の成形を可能にします。この技術により従来の石膏型ではなく、シリコーンや金属等、他の素材で成形することができ、『やきもの立体QRコード』もシリコーン型で成形し、複雑な形状の離型をも容易にしました。
 有田の玄関口となる有田駅に加え、上有田駅にも設置し、有田を訪れる方々に、「見て」、「読み取って」、「知って」楽しいやきものオブジェとして「有田」の魅力や情報を発信します。
 なお、このプロジェクトは「佐賀大学地域みらい創生プロジェクト」の支援のもと行っています。

 
有田駅構内に設置された『やきもの立体QRコード』

 

【本件に関する問い合わせ先】
 有田キャンパス:0955-29-8888
 担当:三木悦子(mikietsu@cc.saga-u.ac.jp)

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