【受賞者】
佐賀大学大学院農学研究科　古賀翔吾　（佐世保北高校出身）

【受賞した賞の名称】
園芸学会令和6年度春季大会　優秀発表賞

【受賞先】
園芸学会令和6年度春季大会　（東京農業大学）　

【受賞した日】
2024年4月2日

【受賞した研究の題目】
ビワ品種‘シャンパン’が保有するビワがんしゅ病に対する新規の抵抗性QTL領域の特定

古賀翔吾¹・川口琉生²・田中つなみ²・森谷茂樹³・稗圃直史⁴・椛島弘治⁵・永野惇⁶・永野幸生⁷・福田伸二^1，2，5
（¹佐賀大学農学研究科，²佐賀大農学部，³農研機構果茶研，⁴長崎農林技術開発セ果樹茶部門，⁵佐賀大学農学部附属アグリセンター，⁶龍谷大学農学部，⁷佐賀大学総合分析実験セ)

【受賞につながった研究内容】
ビワがんしゅ病は、ビワ生産現場に蔓延している細菌病害です。その対策としてビワ品種‘白茂木’が保有する抵抗性を品種改良に利用しています。本研究は、次世代シーケンサーを利用した大規模な遺伝子解析により、新規の抵抗性量的形質遺伝子座（QTL）がビワ品種‘シャンパン’にあることを発見しました。この研究成果を利用することで、より高度な抵抗性品種の育成が期待されます。

【その他PRしたい特記事項】
園芸学会優秀発表賞とは、学会において研究発表の内容が特に優秀だった35歳未満の若手研究者全般を対象としたもので、エントリーした91課題の中から7名が選出されました。尚、この賞は学生に限ったものではありません。

【本件に関する問い合わせ先】
　佐賀大学大学院農学研究科　古賀翔吾　（メールアドレス：23751003@edu.cc.saga-u.ac.jp）

　所属研究室：農学部附属アグリ創生教育研究センター
　アグリ資源開発学分野　福田伸二　（メールアドレス：sfukuda@cc.saga-u.ac.jp）