合同会社sunappが佐賀大学発ベンチャー第7号に認定

【概要】
 合同会社sunapp(スナップ)が、佐賀大学発ベンチャーの第7号に認定されました。


認定佐賀大学発ベンチャー 称号授与式の様子(7月22日)
(左から)豊田研究担当理事、髙津汰耀代表、中山功一准教授

 

 sunappは、佐賀大学大学院理工学研究科博士前期課程1年の髙津汰耀さんが、理工学部3年生だった2022年8月に、日常生活の”あったらいいな”を情報サービスとして提供するベンチャーとして起業した合同会社です。

合同会社sunapp公式Webページ
<https://sunapp.jp/>

 

〇活動の目的
 sunappでは、髙津さんが大学で学んだ情報技術を活かして、バスケットボールなど、スポーツのスコアをタブレットで簡単に記録し、保護者や関係者にリアルタイムで配信する“スコアキャスト”や、学校行事やイベントなどの進行状況を配信する“プログラムキャスト”などのサービス提供に取り組んでいます。それ以外にも、予約システムやホームページ等IT全般の請負開発や、地元イベントでの展示会への出展、ビジネスプランコンテストでの受賞など、精力的に活動しています。最近では、スポーツの試合会場やイベント会場に設置された監視カメラなどの映像から、深層学習を用いて姿勢(被写体の人物の動作)を検知し、スポーツチームの運営やイベント運営を支援する技術のサービス提供を目指しています。

<スコアキャストの例>

 

<プログラムキャストの画面の例>

 

<画像処理による分析結果の例>

 

 

〇期待される成果
 イベント運営では、人工知能が監視カメラの映像を分析して、来訪者の注目度や人流を推定します。例えば、注目度の高い場所や、トイレや飲食店の行列の長さの推移などの情報をイベント主催者に提供します。これにより、案内看板やトイレ等の設備、案内員の配置などの運営改善が期待されます。
 バスケットなどのチームスポーツの支援では、勝つための戦術として重要な選手のポジショニングやプレーを人工知能が分析し、シュートを打った位置、得点を取った時のポジションなどをユーザ(監督、コーチ、選手)に提供できるようになると期待されます。これにより、小中高生の部活動やクラブチームなど、アマチュアスポーツを支援したいと考えています。

 

▼画像をクリックいただくとPDFでご覧いただけます。
 

 

【本件に関する問い合わせ先】
 理工学研究科 博士前期課程 1年 髙津 汰耀 < 24726014@edu.cc.saga-u.ac.jp >
 理工学部 数理・情報部門 准教授 中山 功一 < knakayama@is.saga-u.ac.jp >

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