教育学部(音楽)学生 数々のピアノコンクールにて多数受賞!
【受賞者】
佐賀大学教育学部 学校教育課程 小中連携教育コース初等(音楽)3年 四元 陽菜
【受賞した賞の名称】
・第25回ドルチェピアノコンクール 自由曲コース 一般部門 金賞(部門最高位)
・第19回ベーテン音楽コンクール ピアノ部門 自由曲コース 九州地区予選 大学・院生B部門 最優秀賞(部門最高位) 予選通過
・第49回ピティナ・ピアノコンペティション 中国本選 グランミューズ部門 Yカテゴリー 奨励賞
・第49回ピティナ・ピアノコンペティション 中部日本本選 グランミューズ部門 Yカテゴリー 奨励賞
・第35回日本クラシック音楽コンクール 地区予選合格
【受賞先】
ドルチェピアノコンクール事務局
ベーテン音楽協会
全日本ピアノ指導者協会
一般社団法人 日本クラシック音楽協会
【受賞した日】
2025年7月13日、7月27日、8月3日、8月9日、8月20日
【受賞した研究の題目】
ヒナステラの作品によるピアノ演奏研究
【学生からのコメント】
PTNAピアノコンペティションの予選に引き続き、ヒナステラ作曲《アルゼンチン舞曲集》Op.2を演奏しました。各曲の多彩なリズムや音色を表現するために、拍感や休符の捉え方、打鍵を工夫しながら臨みました。
特に、第2曲〈優雅な乙女の踊り〉では、ギターを思わせる左手の伴奏に、色彩的でドラマチックな右手の旋律をどのように表現するのかが大きな課題でした。そのため、和声や移り変わる調性、テンポ感を中心に曲全体の構成を分析。流れの中で音楽が自然に高まる必要があると考え、響きを味わいながら次のフレーズへと受け渡し、呼吸と一体化することで滑らかな表現を心がけました。また、旋律が固くならないよう柔らかく温かみのある音色を奏するために、打鍵法を追求し、フレーズ同士を綺麗に美しく演奏することを大切にしました。
コンクールを通して、各地で舞台に立ち、ホールや楽器の違いに応じて表現を工夫する経験を重ねた中で、本番でも自分の音楽をしっかりと捉えられるようになってきたと感じます。
今後もこの学びを生かし、より多彩な表現を目指して研鑽を続けていきたいと思います。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学教育学部学校教育課程 准教授 石川 美也子
E-mail : miyakois@cc.saga-u.ac.jp