バルーンの絆が拓く国際交流:ハンガリーのセーチェーニ・イシュトヴァーン大学 デイヴィッド・パール上級講師が野出孝一学長らを表敬訪問

【概要】
 佐賀大学は、2026年5月18日から19日の2日間、ハンガリー政府の公的プログラムに基づき、セーチェーニ・イシュトヴァーン大学(SZE、ハンガリー・ジェール市)情報工学部のデイヴィッド・パール(Dávid Paál)上級講師を公式に招聘いたしました。SZEは学生数約1万5千〜1万7千人を擁する国立大学であり、同市に拠点を構える欧州企業との強力な産学連携を基盤に、工学やIT分野で高い評価を得ている実践的な大学として知られています。

 本訪問の背景には、1992年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタ初出場以来、通算34回にわたり来日を重ねてきたパール氏の、佐賀に対する深い愛着と長年の交流実績があります。佐賀に魅了された同氏の熱意が礎となり、今回の公式な大学間交流へと結実しました。  

 滞在初日の5月18日には、パール氏らが開発した気球用3D可視化ソフト「B3P software」の実演が行われました。本システムは、気球の飛行軌跡を3Dで再現し、競技の審判支援や安全調査に役立つほか、観客向けにも3Dの飛行イメージを表示することで競技の公平性を保ちつつ観戦体験を向上させる仕組みを備えています。パール氏からは「ベースとなるソフトウェアを提供し、佐賀大学の学生と『佐賀向け特別版』を共同開発したい」との提案がなされ、本学熱気球部の学生らとも活発な意見交換が行われました。  

 翌19日午前には、学長室において野出孝一学長や坂本副学長、国際交流推進センターの李錦東氏らの出席のもと表敬訪問が執り行われ、パール氏らが開発した気球用3D可視化ソフトの紹介や、今後の大学同士の交流の可能性に向けた具体的な意見交換が行われました。将来は、IT分野に留まらず、医学や農学を含む多分野へと窓口を広げたいというパール氏の意向に対し、野出学長も佐賀とハンガリーの環境などの共通点に言及し「まずは本学の学生をハンガリーへ派遣したい」と期待を述べました。

 さらに同日、パール上級講師は佐賀バルーンフェスタ組織委員会の理事である堤正之氏ら関係者とも佐賀バールーンミュージアムで面会し、長年培ってきた民間・地域レベルでのバルーンの絆をさらに深めるとともに、今後に向けた有意義な意見交換を行いました。


       パール氏と佐賀大学熱気球部学生の交流

              学長への表敬訪問

  佐賀バルーンミュージアムにて佐賀市国際交流協会及び佐賀バルーンフェスタ組織委員会の方々と面会

【本件に関する問い合わせ先】
  佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室(矢田・黒岩) 
   TEL: 0952-28-8166 
   Email:  kokusai@mail.admin.saga-u.ac.jp 

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