【学生の皆様へ】(平成28年度熊本地震)学生ボランティアについて
【平成28年熊本地震】学生ボランティアについて
今回の熊本地震で、被災地域でのボランティア活動を希望する学生がいると思いますが、大学が得
ている情報では、現地は非常に混乱しており、ボランティアの受入れ窓口も整っていない状況です。
現在、余震が続いている上に、地盤が緩んでいるかもしれず、天候が不安定になると土砂災害の危
険もあります。こうした状況では、二次災害が起こる恐れがあり、それは絶対に避けなければなりま
せん。
加えて、ボランティアの方が自動車で駆けつけると、渋滞を助長し、物資の配送や被災者移動など
に支障をきたす恐れがあります。
このような状況から、佐賀大学では、被災地域で学生の皆さんの力が必要になった時に、安全安心
を確保したうえで、土日休日を利用して現地へ赴いていただきたいと考えています。
現地のニーズや受入れ先・安全を確保したうえで、ボランティアに行く場合は、以下の「基本的な
注意事項」、「保健管理センターからの注意事項」を熟読の上、学生生活課(本庄キャンパス)・学
生課(鍋島キャンパス)に必ず 活動届出書 を出してください。未成年者の場合は、予め保護者の
承諾を得てください。
*「基本的な注意事項」
1 ボランティア活動は、本人の自発的な意志と責任により被災地での活動に参加・行動する
ことが基本です。
2 自分自身で被災地の情報を収集し、現地に行くか、行かないかを判断する。
3 被災地の活動は、危険がともなうことや重労働となる場合があります。安全や健康につい
てボランティアが自分自身で管理することであることを理解したうえで参加してください。
体調が悪ければ、参加を中止することが肝心です。
4 被災地の宿所は、ボランティア自身が事前に被災地の状況を確認し、手配をしてください。
水、食料、その他身の回りの物についても事前に用意し、携行のうえ被災地の活動を開始し
てください。
5 被災地に到着後は、必ず災害救援ボランティアセンターを訪れ、活動の登録を行ってくだ
さい。
6 被災地の緊急連絡先、連絡網を必ず確認し、地理や気候等周辺環境を把握して活動してく
ださい。
7 被災した方々の気持ちやプライバシーに十分配慮し、マナーある行動と言葉づかいで活動
に参加してください。
8 被災地では、現地受入機関の指示、指導に従って活動してください。単独行動はできるだ
け避けて、組織的に活動することで、大きな力になってください。
9 自分にできる範囲の活動をしてください。休憩を心がけましょう。無理な活動は思わぬ事
故につながり、かえって被災地の人々の負担となってしまいます。
10 予めボランティア活動保険に加入してください。
* 「保健管理センターからの注意事項」
*問い合わせ先
本庄キャンパス:学生生活課
課外・生活支援 0952-28-8167
鍋島キャンパス:学生課 総務係 0952-34-3132