農業・食品産業技術総合研究機構との連携・協力に関する協定を締結

 佐賀大学は5月22日,国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構,理事長=久間和夫元総合科学技術・イノベーション会議議員)との連携・協力に関する協定を締結しました。

 本協定は,両者が連携・協力し,生体適合性材料加工品及びデバイスの臨床応用を進めることにより技術の社会実装を進め,医療・ヘルスケア分野等における知的財産の活用による産業振興を通じ,我が国の農業・食品産業分野及び医療・ヘルスケア分野の持続的発展並びに国民生活の向上に寄与することを目的として,締結したものです。具体的には,アンメットメディカルニーズに農研機構が独自に開発した革新的新素材「コラーゲンビトリゲル®」を適用することで,未だ有効な治療法がみつかっていない疾患に対する医療ニーズに答えることを考えています。

 調印式では,冒頭,宮﨑耕治佐賀大学長及び久間和夫農研機構理事長が協定書に署名し,その後,引き続き,第1回連携協議会を行いました。連携協議会においては,農研機構竹澤主席研究員から「これまでの研究の概略とコラーゲンビトリゲル研究の進捗状況」,佐賀大学医学部青木准教授から「コラーゲンビトリゲルで創る新規医療の進捗と未来像」について紹介がなされ,その後,今後の連携推進について活発な意見が交わされました。

 

 

(左から)宮﨑学長,久間理事長

 

第1回連携協議会

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