「逢いに来んしゃい!佐賀大学の宝の数々に」シンポジウム&展示会を開催~小城藩鍋島家のコレクションをわかりやすくご紹介します~(11月25日)

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 佐賀大学附属図書館の小城鍋島文庫に蔵されている稀書・珍籍の数々を、わかりやすくご紹介するとともに,平安時代の貴族や近世の文人たちがたしなんだ七絃琴(しちげんきん)の紹介と演奏,同じく平安貴族の教養や財力,センスを象徴するものであった薫物(たきもの)の体験ワークショップを実施します。

 

 七絃琴は中国の最も古い伝統楽器の一つであり,日本には奈良時代に初めて伝来しました。2009年にはその演奏技術が無形文化遺産としてユネスコに登録されましたが,佐賀ではめったに観賞する機会がありませんなお、現在の七絃琴は,金属の絃を張ったものがほとんどですが,本企画で演奏される七絃琴は,伝統的なシルクの絃を張ったものです。

 

 薫物体験ワークショップでは,千年前の秘伝のレシピを再現して,数種類の天然香料を練り合わせ,平安貴族の雅びな生活を彩った練香(ねりこう)を手作りで調製する過程を体験していただきます。また,源氏物語の絵と和歌が刷られた短冊に,さまざまな香りから連想される色彩をのせていき,ほのかな香りつきのオリジナルしおりを制作していただきます。

 

                                                                   

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                七絃琴を弾く翟俊同(テキシュンドウ)さん(佐賀大学研究生)                     

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

   佐賀大学附属図書館総務主担当

   TEL 0952-28-8902(平日9:00~17:00)

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