佐賀大学芸術地域デザイン学部等の設置について

〇新学部等の設置について
 
 ・今回の組織再編につきましては,学部としては教育学部と芸術地域デザイン学部,そして,大学院としては学校教育学研究科(教職大学院)と
  地域デザイン研究科の4つの組織について,文部科学省に設置申請書を提出(平成27年3月末)しておりました。(※教育学部は,平成27
  年5月に事前伺い(名称変更)の手続きによる)
  
 ・昨日(平成27年8月27日),文部科学省から大学設置・学校法人審議会の審査結果として,設置を「可」と判定された旨の伝達を受け,平
  成28年4月の開設が認められたことから学生募集活動を開始することをお知らせします。
  
 ・それに伴い,来年度より,文化教育学部,大学院教育学研究科及び経済学研究科の募集は停止いたします。
 
 
〇教員養成分野の機能強化
 
 ・教育学部は,異なる校種間の教育の連携・接続という観点から,「幼小連携教育コース」と「小中連携教育コース」の2つのコースからなる学
  校教育課程に編成し,幼小連携教育と小中連携教育を重視した教員養成機能を強化し,地域の教育課題に対応できる優れた教師を養成します。
  
 ・また,同時に,時代に対応した高度な実践力とリーダシップを発揮できる教員を養成する大学院学校教育学研究科(教職大学院)を設置するこ
  とにより,佐賀の教育水準の向上に大きく寄与したいと考えています。
  
  
〇地域活性化の中核拠点としての機能強化
 
 ・芸術地域デザイン学部は,「芸術を通した地域創生のための人材」の育成を目的として設置し,地域社会において「芸術で地域を拓く人材」,
  国際社会で活躍する「芸術で世界を拓く人材」を養成するための教育を実施します。
  
 ・芸術を自ら創造・表現し,地域創生に貢献する人材を養成する「芸術表現コース」には,本学の強み・特色である美術・工芸,そして佐賀県と
  連携し検討・協議を進めてきた有田窯業大学校の4年制大学化として有田セラミックの2分野を配置します。また,文化芸術を支え,新たな付
  加価値を生み出し,地域創生に貢献する人材を養成する「地域デザインコース」には,地域コンテンツデザイン,キュレーション及びフィール
  ドデザインの3分野を配置します。
  
 ・また,同時に,大学院教育学研究科及び経済学研究科を再編し,大学院地域デザイン研究科を設置します。この研究科は,芸術分野の持つ「創
  造力,表現力そして感性」と経済・経営分野が持つ「データにもとづいて社会やニーズの変化や動向を見据えた経営能力」とを結びつけ,地域
  資源に付加価値をつけ「事業化」できる二つの能力を持つ高度な人材を育成することを目的としています。
  
 ・この芸術地域デザイン学部と大学院地域デザイン研究科が,地方創生の喫緊の課題である若者の地元定着率向上のための魅力あるまちづくりの
  エンジンの役割を果たすと考えています。
  
  
〇これからの機能強化
 
 ・次の段階の組織再編構想としては,新たに社会から求められる理工系人材の育成機能を強化した理工学部,農学部の再編成を考えており,佐賀
  の地域に必要とされる,「佐賀の大学」の実現に向けてCOC(Center Of Community)としての機能を強化してまいります。
  
  
〇新学部の入試概要
 
 ・入学者選抜方法等について
 ・選抜要項92-94(芸術AO)【抜粋】

 

 

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