植物ゲノム解析を通じた日印・ネパール共同研究と若手育成国際交流プログラムを実施

国立大学法人佐賀大学農学部は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「さくらサイエンスプログラム」に採択され、植物ゲノム科学をテーマとする国際交流プログラムを、2026年2月2日〜13日に実施しました。本プログラムでは、インドおよびネパールから若手研究者・大学院生を招へいし、国際共同研究の基盤形成と次世代研究者育成を目的とした教育・研究活動を行いました。
■ プログラム概要
• 実施期間: 令和8年2月2日(月)〜13日(金)
• 受入機関: 佐賀大学 農学部
• プログラム名:
「未解明植物資源のゲノム科学による日印ネパール連携研究と次世代リーダー育成」
(JST さくらサイエンスプログラム 共同研究活動コース B)
• 参加者: インド・ネパールの研究者・大学院生 8名
• 送出機関: Sri Vishnu教育協会y(インド)、トリブバン大学(ネパール)
• 分野: ゲノム科学
本プログラムは、植物ゲノム科学や次世代シーケンス解析を学び、国際共同研究の基盤を構築することを目的としています。
■ 実施内容とねらい
本プログラムでは、次世代シーケンス技術を用いたゲノム解析の理論と実践に触れることを重視しました。参加者が単に講義を聞くだけでなく、自らのデータを解析しながら、ゲノム科学の考え方と解析手法を主体的に身につけることを目標としました。また、共同研究活動を通じて、異なる文化・研究背景を持つ研究者同士が議論しながら共同で問題解決に取り組む力を養うことも重要なねらいでした。
講義・実習では、ゲノムデータの基礎解析や解析環境の構築方法を学ぶと同時に、葉緑体および核ゲノムデータの解析演習を通じて、具体的な解析スキルの習得を促しました。これにより、ゲノムデータの意味を正しく理解し、適切な解析フローを設計できる能力の育成を図りました。
また、本学附属農場を見学し、研究素材としての植物の栽培現場を体験することで、実際の植物研究とデータ解析のつながりを実感する機会を提供しました。これにより、理論だけでなく、現場で得られるデータの性質や解析との関係を理解することをねらいとしました。
講義や実習の合間には、参加者同士および本学教員・大学院生とのディスカッションを重ね、国際的な視点での研究課題の議論や、将来の共同研究につながるアイデアの創出を促しました。これにより、参加者が今後も継続的な国際共同研究に参画する素地を培いました。
■ 学長・知事訪問
📍 学長との意見交換
本プログラム参加者は、佐賀大学 野出孝一学長と意見交換を行い、今後の国際共同研究・研究教育交流への期待を共有しました。
📍 佐賀県知事表敬訪問
参加者一同は佐賀県 山口祥義知事を訪問し、本プログラムの概要説明と佐賀大学との連携について簡潔な報告を行いました。知事より、地域の国際交流・若手育成への期待の言葉をいただきました。
■ 今後の展望
この国際交流プログラムは、講義・実習だけでなく、
• 若手研究者の国際共同研究支援
• 海外研究機関との継続的研究ネットワーク形成
• 国際的に活躍する人材育成
を視野に入れた取り組みとして推進されています。佐賀大学農学部は今後も、国際連携研究および教育活動の推進に力を入れてまいります。

実習の様子

鈴木章弘農学部長を交えて集合写真

附属農場を訪問

山口祥義知事と共に「佐賀さいこう」ポーズ

野出孝一学長を訪問
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学 農学部 永野幸生
TEL:0952-28-8753
Email:nagano@saga-u.ac.jp


