海洋エネルギー研究センターを佐賀県知事と海外7か国からの研修員が視察されました!

≪山口祥義佐賀県知事、伊万里サテライトを視察≫

 6月17日(水)、山口祥義佐賀県知事が、佐賀大学海洋エネルギー研究センター伊万里サテライトを視察した。

  当日は、まず、日本の「海洋再生可能エネルギー実証フィールド」に選定された佐賀県加部島沖で実施が期待されている潮流発電の試験用回流水槽と浮体式洋上風力発電装置の大型模型等を視察され、その後、海洋温度差発電プラントなど、海洋エネルギーに関する様々な実験装置を視察、海洋温度差発電の仕組みや、再生可能エネルギーの実用化についての説明を興味深く聞かれていた。

 

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          潮流発電試験用回流水槽の説明                        海洋温度差発電の説明

 

 

 

≪JICA主催の7カ国の研修員10名、久米島サテライトを視察≫

 6月19日(金)、JICAの主催により、ウルグアイ、カンボジア、キリバス、クック諸島、ソロモン諸島、東ティモール、ミャンマーから、各国の中央省庁教育行政官を務める10名の研修員が、佐賀大学海洋エネルギー研究センター久米島サテライトを視察のため訪問した。

 一行は、久米島サテライト内の海水淡水化装置を視察し、真空状態の装置内に、表層海水を導入すると一部が蒸発して水蒸気となり、その水蒸気を冷却することで、真水が得られるという仕組みに感動されていた。また、海洋温度差発電や海水淡水化の研究に接し、自国が大きな可能性を秘めていることに強い関心を示していた。

 

 

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            海水淡水化装置の視察                             各国からの研修員

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