第3期中期目標期間における研究センターの設置等について
第3期中期目標期間における研究センターの設置等について
〇時限到来後の研究センターの在り方・第3期中期目標期間における研究センターの設置
・佐賀大学は、第2期中期目標期間において、本学の重点領域研究を推進するため、海洋エネルギー研究センター、低平地沿岸海域研究センター、シンクロトロン光応用研究センター及び地域学歴史文化研究センターの4つの研究センターを設置し、本学の強み・特色を活かしたユニークな研究活動を展開することにより、地域・社会の発展に貢献してきました。
・4つの研究センターについては、平成28年3月31日をもって設置の時限が満了するため、役員会指針4「研究センター及び研究プロジェクトの運営方針」に則して、センターの研究活動の状況等について、総合研究戦略会議において平成26年度に評価を実施しました。
・この評価結果を踏まえ、平成27年12月2日開催の拡大役員懇談会において、各センターから今後の展望等について説明を行い、時限到来後の研究センターの在り方について、ディスカッションを行いました。
・その後、平成27年12月25日開催の役員会において、大学としての最終的な評価結果を決定し、第3期中期目標期間においても現在の4つの研究センターを設置することとして、さらに本学の強み・特色を打ち出していくこととしました。
・なお、最終的な評価結果においては、科研費の大型種目や共同研究・受託研究の獲得の促進、ロードマップの策定や関連する学部・研究科との協力・連携の推進等について言及されました。
〇時限評価の評価結果
研究センターの時限評価の評価結果の決定及び時限到来後の研究センターの在り方について
平成27年12月25日
研究センター名
|
時限到来後(第3期中期 目標期間)の措置 |
留意事項(共通) |
留意事項(個別) |
備 考 |
海洋エネルギー 研究センター 〔文部科学省共同利用 ・共同研究拠点〕
|
・継続設置 |
・ 本学における強みや特色のある研究の推 進に当たって、研究センターの果たす役割 は極めて重要であるが、法人の財政事情は 厳しく、法人としての支援にも限度がある ため、今後は科研費の大型種目や共同研究 ・受託研究の獲得の促進など、センターの 運営における外部資金比率を高めること
・ 研究センターとしてのロードマップ(KPIを含む。)を策定し、その進捗状況 を毎年報告することとし、必要に応じて大 学としての見直し等が行われること
・ 本学の機能強化を図るため、関連する学 部・研究科との協力・連携を一層推進する こと
・ 情報発信の重要性を鑑み、研究成果の 展示・発信など、アウトリーチ活動を積極 的に行うこと
|
・ 推進すべき研究分野と技術課題の明確化を図 るとともに、共同利用・共同研究拠点の中間評 価に向けた明確な達成目標の提示と、その確実 な達成に努めること
|
・詳細については、 別添 総合評価結果 のとおり |
低平地沿岸海域 研究センター
|
・継続設置 |
・ 中長期な視点から、本学の強み・特色を踏ま えた研究センターの組織の在り方について検討 するとともに、有明海問題の解決に向けた達成 目標を提示すること
|
||
シンクロトロン光応用 研究センター |
・継続設置 |
・ ビームラインの利活用を一層促進するととも に、地域産業の高度化・新産業創出に向けた取 り組みの具体化を図ること
|
||
地域学歴史文化 研究センター |
・継続設置 |
・ 研究成果の普及(特に関連地域への普及)の 促進に当たって、併任教員等との連携を強化す ること
|