佐賀大学海洋エネルギー研究センターが文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定されました

 佐賀大学海洋エネルギー研究センター(海洋エネルギー創成と応用の先導的共同研究拠点)は、平成22年度から平成27年度までの6年間に引き続き、平成28年度以降においても、文部科学大臣より共同利用・共同研究拠点として認定されました。

 

 同センターは、海洋エネルギーに関する科学技術を戦略的に推進する国際的な先導的中核研究拠点として、海洋エネルギーに関する研究・教育を総合的かつ学際的に行い、その研究基盤を確立するとともに海洋エネルギーの利用推進に貢献することにより、21世紀の地球規模でのエネルギー問題と環境問題の解決に寄与することを目的としています。

 

 その取り組みとして、“世界に先駆けて”運転を開始した、実海水のみを用いた「海洋温度差発電実証プラント」等の世界最高レベルの海洋エネルギー利用装置を共同利用に供することにより、世界的な海洋エネルギー産業の発展に資する研究開発と関連分野の人材育成を推進しています。

 

 今後は、共同利用・共同研究拠点として、従来から戦略的・重点的に推進してきた「海洋温度差発電」、「波力発電」とともに、新たに「潮流発電」、「洋上風力発電」に関する基礎的・実証的研究を重点研究開発テーマと位置づけ、関連する研究体制の整備や設備の充実を図り、海洋エネルギーに関する世界トップレベルの総合的・国際的な研究拠点を目指します。

 

 

海エネ写真

 

 

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