国立大学共同利用・共同研究拠点「知の拠点セミナー」開催(2016年10月15日)
国立大学共同利用・共同研究拠点「知の拠点セミナー」開催
平成28年10月15日、京都大学東京オフィスにおいて、学問の最先端の様子を、広く一般の方や学生の方に届けることなどを目的とする「第56回知の
拠点セミナー」(主催:国立大学共同利用・共同研究拠点)が開催され、佐賀大学海洋エネルギー研究センターの取組が紹介されました。
今回は、同センターの池上康之副センター長が、「新しいステージに向かう海洋エネルギーへの挑戦~安定電源の役割を目指して~」と題した講演を
行い、近年の海洋エネルギー研究の状況とともに、国際的な競争が激化する海洋温度差発電(OTEC)の研究について、分かりやすく説明しました。
サイエンスカフェのようなくつろいだ雰囲気の中、30名以上の参加者からは、OTECの原理、OTECを先導してきた上原博士(元佐賀大学長)の研
究などの質問が寄せられ、有意義な講演会となりました。
なお、次回は、ノーベル物理学賞を昨年受賞された東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長の講演が予定されていて、今後とも大学の壁を越えて、共同
利用・共同研究拠点が一体となって、リレー形式でセミナーを開催し、学術の振興を図ることとしています。
講演に聞き入る参加者 講師の池上副センター長