佐賀大学・教育学部附属中学校の令和6年度入試について
概要
(1)附属中学校の令和6年度入試について
・附属中学校の受検校区および小学校は大まかに附属小学校、佐城地区小学校、三神地区小学校(詳細は募集要項記載)であり、理科
教科書は、令和2年度から前2者は大日本図書出版のものを、三神地区小学校は啓林館出版のものを用いて教えられています。
・附属中学校では2冊の教科書の内容を考慮した上で、出題範囲が決定されていましたが、今回の試験では本来出題すべきではな
かった分野「てこのはたらき」から誤って出題されました。
・出題は令和6年度佐賀大学教育学部附属中学校生徒募集要項に記載している検査Ⅰの観点から逸脱していることが判明したため、
該当箇所の問題において受検者全員を正解として取り扱う措置を取ります。
(2) 附属小学校における「てこのはたらき」の未習について
・授業の進度は生徒の「理解度」や「習熟度」により前後することがあり、附属小学校6年生の理科の授業の、「てこのはたらき」
は令和6年1月に授業することとしていました。6年理科の学習指導要領に示してある内容については6年終了時までに教授する
こととしており、現時点で未履修として扱われるものではありません。
・上記(1)に関連して、附属中学校の受検を目前とした附属小学校児童から「試験でてこはでないのか」との質問に対して、教諭
が出題範囲に含まれないと回答したという事例がありました。中学校の入学試験問題について小学校教諭が断定的に発言したこと
は間違いであり、お詫び申し上げます。
・附属小学校から保護者へ向けた詫び状中では、「学校側の不手際」と書かれていましたが、授業の進度は生徒の理解を考えてのこ
とで「学校側の不手際」「未履修」ではありません。19日の保護者説明会での内容が、関係の皆様に大変なご心配をおかけした
ことを重ねてお詫び申し上げます。