デジタル未来への加速!佐賀大学が挑む生成AI実証プロジェクト
【概要】
佐賀大学では、生成AIを始めとするデジタル技術の利活用に関する基本方針を定め、デジタル技術の積極的な活用による大学運営のDX化を推進しています。
今回、基本方針に基づき、若手職員を中心とした事務職員十数名から構成する「生成AIの活用によるDXの加速化実証WG(ワーキンググループ)」を設置し、日本マイクロソフト株式会社の協力を得て株式会社佐賀電算センターと共同実証することといたしました。
WGは、対象業務の洗い出し、対象業務での生成AIの実証、生成AIに対する指示内容や効果回答結果のWG内での共有を進めることにより、生成AIの活用方法やグッドプラクティスを蓄積し、事務業務での生成AIの利活用に向けたガイドラインを作成することを目的としています。(活動予定期間:令和5年7月~10月)
本実証を通じて、生成AIの可能性や課題を探求するとともに、事務業務の変革につながる業務効率化に挑戦し、教職員の働き方改革に取り組んでいきます。
デジタルの力が未来を創る、との認識の下、本学は新しい技術を積極的に取り入れ、デジタル分野における地域のモデルケースとなり、その成果や教訓を広く地域に還元し、地域におけるデジタル技術の利活用推進に貢献します。
〇活動の目的
実証活動を通じた生成AIの可能性や課題の把握、生成AIの利活用に向けたガイドラインの作成
〇期待される成果
積極的な生成AIの利活用による大学運営の業務効率化、教職員の働き方改革
地域におけるデジタル技術の利活用推進に向けたモデルケース
【参考】
佐賀大学における生成AIを始めとするデジタル技術の利活用に関する基本方針
近年のデジタル技術の発展は目覚ましく、特にChatGPTを始めとする生成AIの技術革新は大学だけでなく、社会全体に大きな変革
をもたらす可能性を秘めており、その利活用は、今後、一層加速していくことが見込まれます。
本学は、これら新技術の積極的な活用を視野に、最新の知見と方法により学生を教育し、社会に送り出すこと、また、新たな知見
を創造する研究を推進し、その成果を還元することが地域社会の発展に寄与するものと考えます。
ただし、これらの新技術は、情報の正確性や機密情報の漏洩など、様々な課題も抱えていることも事実です。
このため、本学の学生及び教職員一人一人が高い倫理観を持ち、新たなデジタル技術を自律的に活用することを求めます。
【本件に関する問い合わせ先】
経営企画本部経営企画課長 園田 泰正
TEL:0952-28-8288
Mail:dx@mail.admin.saga-u.ac.jp