「オール佐賀で挑む!メタボ関連がん撲滅プロジェクト」「メタボがん撲滅サポーター」を募集開始!

 国立大学法人佐賀大学(本部:佐賀市本庄、学長:兒玉浩明)が主体となり推進する「オール佐賀で挑む!メタボ関連がん撲滅プロジェクト」では、身近な市民の目線で「予防行動のきっかけ」を周囲に届ける「メタボがん撲滅サポーター」の募集を開始しました。

■メタボがん撲滅サポーターとは?
 メタボ関連がんの予防に必要な知識を身につけ、自分自身の健康行動を実践するとともに、家族や地域に向けてその大切さを伝える存在です。難しい医療の専門家ではなく、身近な市民の目線で「予防行動のきっかけ」を周囲に届ける役割を担います。

  

サポーターの登録を行うには?
 「オール佐賀で挑む!メタボ関連がん撲滅プロジェクト」のホームページにある、サポーター申込フォームより登録をお願いいたします(次ページの二次元コードからフォームの読み込みが可能です)。

 佐賀県在住の高校生以上の方でしたら、どなたでも登録が可能です。サポーターの募集期間は令和8年3月31日まで、活動期間は特に決まりはありません。

登録された方には、認定証とプロジェクトのキャラクターをデザインしたリフレクターをお送りします。

  

■メタボ関連がん撲滅プロジェクトの概要
   
 「メタボ」は、がん発症リスクを高め、転移や広がりを促進することがわかっています。佐賀県は、メタボと判定される方が全国で最も多い部類にあり※1、その影響は、「肝がん」による粗死亡率※2(全国平均の1.3倍)、「前立腺がん」の標準化死亡比(全国ワースト1位)※3と「膵がん」の年齢調整死亡率※4(全国ワースト1位)に表れています。

 これらを佐賀県の3大メタボ関連がんと名付け、その撲滅に向けて2022年度に開始したのが「メタボ関連がん撲滅プロジェクト」です。2025年4月には、佐賀大学医学部附属病院と佐賀県多久市との間で、がん対策モデルの確立を目指して「メタボ関連がん撲滅プロジェクト連携協定」を締結しました。

 ※1 令和2年度・3年度佐賀県メタボ関連状況(国保データベース(KDB);特定健診受診者の都道府
    県別集計より)
     糖尿病の疑い:全国ワースト1位、腹囲:同2位、メタボ予備群:同3位
 ※2 1年間に10万人あたり何人死亡したかの割合。数字は2023年。
 ※3 国の死亡率を基準とした各地域における死亡率の比。前立腺がんは2023年。
 ※4    人口構成が基準人口と同じだったら実現されたであろう死亡率。前立腺がんは2020年、膵がん
     は2021年。

【本件に関するお問い合わせ】
    ・メタボがん撲滅サポーターに関すること
   佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター
    TEL:0952-34-3010 

 ・報道に関すること  
   佐賀大学メディカル広報室 北島・奥田
   TEL: 0952-34-3435 E-mail: hpkoho@mail.admin.saga-u.ac.jp

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