第8回在来知歴史学国際シンポジウム(ISHIK2018)の開催について 科学技術と経済社会の発展と在来知
在来知歴史学は,土着化と革新の繰り返しの過程を分析し,経済・社会,技術等の発展段階における在来知(Indigenous Knowledge)を探求し,経験的な知見をより科学的な形式知として明らかにし,持続可能な社会の展望を考究しようとするものです。そもそも「在来知」とは,「特定の地域(国)において,過去の歴史的環境,社会,文化の中で,はぐくまれてきた,古くから存在する知識や技術」を言います。
本シンポジウムは今回で第8回を迎えます。これまで中国と日本(佐賀)で毎年交互に開催されてきたシンポジウムであり,分野も歴史学,経済学,工学,医学,農学など多岐にわたっています。中国からは,清華大学,中国社会科学院などの研究者が12件の発表を,日本側からは13件の発表があります。中国側の発表の際には最初の論文概要についての日本語通訳もあります。入場無料ですので,奮ってご参加ください。
記
日 時: 平成30年11月10日(土)10時30分~17時10分
平成30年11月11日(日) 9時00分~17時00分
場 所: 佐賀大学本庄キャンパス 理工学部6号館1階都市大講義室
参加費: 無料(ただし,予稿集は1,500円で販売されます)
※市民,研究者問わずどなたでもご参加できます。
主 催:在来知歴史学会,佐賀大学国際在来知歴史学研究所
共 催:佐賀大学,The Society of the History of Science and Technology
and Economic Society Development, China
後 援:高橋産業経済研究財団,佐賀大学地域学歴史文化研究センター,
清華大学,中国人民大学,他
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【本件に関するお問い合わせ先】
佐賀大学理工学部大串研究室