【災害時患者支援アプリ開発】ふるさと納税を財源に佐賀大学への研究助成(2月17日)
佐賀大学では,佐賀県難病支援ネットワ-ク(三原睦子理事長、本部は佐賀市)様より,災害時患者支援アプリ開発を目指す研究に対して,研究助成のご支援をいただくこととなりました。
災害時に難病患者様の対応は極めて重要な課題であり,普段の備えはご本人およびご家族の安心に繋がると思います。我々はこのような有事に備えた災害時の要支援者様に対する災害用アプリを開発しており実装段階です。今回のご支援のおかげで本院に設置した災害情報支援センタ-の運営を着実に行うことが期待できます。
認定NPO法人佐賀県難病支援ネットワークは,平成15年に設立され,難病の普及啓発や患者の心のケア,日常生活支援や就労支援等を関係機関と連携しながら行っている法人で,平成16年より佐賀県の指定管理を受け「佐賀県難病相談支援センター」の管理運営を行っておられます。
難病は急に発症することが多く,普通に生活されていた方が突然治らない病気と告知を受けて前に進めなくなってしまいます。疾患の種類も333疾患もあり、災害時や緊急時に患者に対して周りの方がどのような対応をしてよいのかわからないという声を聴きますが,個人情報の壁もあり,市町の要配慮者登録もなかなか進まない中,本学医学部で研究を進めている患者様本人で登録ができるアプリの開発に共感いただき,今回のご支援に至りました。
つきましては,その贈呈式を下記のとおり実施いたします。
〇 日 時: 令和2年2月17日(月)13時30分~14時00分
〇 場 所: 佐賀大学会議室(佐賀大学本庄キャンパス:本部棟2階)
〇 助成研究の概要
研究代表者:阪本雄一郎(佐賀大学医学部教授 高度救命救急センタ-)
助 成 金:100万円
【本件に関するお問い合わせ先】
医学部総務課
TEL 0952-34-3311