「鍋島焼の歴史と文化を覗いてみよう」 酒造祭りに参加する方に鍋島焼に関してのアンケートを行う ~鍋島焼の認知度向上~
【内容】
令和2年11月15日(日)に、九州電力、虎仙窯、佐賀地域デザイン研究所の協力のもと佐賀大学経済学部 亀山ゼミナール(教授 亀山嘉大)の学生グループ(経済学部3年、松下壽智、黒岩諒己、新原海都)が、佐賀の重要な観光資源である焼物、特に鍋島焼・大川内山に着目して、認知度を広めるための情報発信とアンケート調査を鹿島の酒造祭で実施します。
本学生グループは、鍋島焼についての正しい知識を普及させることと、佐賀では日本酒が有名なため、日本酒を鍋島焼で嗜むという新たな文化の可能性を提示するために企画案を作成してきました。
今回は、鹿島市の酒造祭の一角をかりて焼物に対しての理解を深めてもらいたいと思います。事前に本学生グループが作成した鍋島焼・大川内山の動画や資料を使用してアンケート調査を行います。このアンケートデータを活用して鍋島焼の認知度、鍋島焼の歴史を学べるツアーに対しての支払い意思額分析を行い、関係者様に調査・分析結果をフィードバックし、今後の関係者の施策の一助にしていただきたいと考えております。
【メッセージ】
鍋島焼は、歴史ある高級磁器であるのにも関わらず、1600年代から一般にその技術や存在が伏せられていた経緯もあり、その歴史や存在の認知度が有田焼などに比べて小さいです。しかしながら、鍋島焼は将軍家の御用窯であり、また特有の青磁を用いているため、他の焼き物とは一風変わった高貴さが見られます。そのような魅力を私たちの活動を通してより多くの人に鍋島焼を知ってもらいたいと思います。
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【本件に関するお問い合わせ先】
佐賀大学経済学部教授 亀山嘉大
T E L:0952-28-8447(亀山研究室)
E-mail:kameyama (at) cc.saga-u.ac.jp
※ (at) は @ に置き換えて下さい。