シンポジウム開催 産業振興と地域振興を考える(1月22日)
地域の中心産業の衰退・減退は地方や地域に大きな影響を与えています。佐賀県有田町は焼き物産地として初めて磁器の量産に成功し、明治には日本の主力輸出品として有田町の発展に大きく寄与してきました。現在猛威を振るうCOVID–19によって、インバウンド観光客が皆無となり、観光地に閑古鳥が鳴き、飲食店の多くが顧客を失い、地域や街の賑わいは減少の一途にあると言えます。
このような状況であるからこそ、改めて“地域資源”に着目し
、その発掘、育成、再編集を試み地域の活性化を再考することが重要ではないでしょうか? 各地で行われている「まち・ひと・しごと創生」の取り組みに着目し、地域活性化の動きを確認すると共にその多様なアプローチによる産業振興と地域振興を講演会およびパネルディスカッションを通じて参加者のみなさまと一緒に考えていきたいと思います。
(日 時)
2021年1月22日(金)14:00~16:30(13:30受付開始)
(場 所)
佐賀大学有田キャンパス 西松浦郡有田町大野乙2441-1
(スケジュール)
14:00~14:05
開会挨拶 肥前セラミック研究センター センター長 矢田光徳
14:05~14:10
解題 山本長次(佐賀大学 経済学部 教授)
14:10~14:30
講演「模倣とオリジナリティーの相克 ―近代有田焼の歴史とイノベーション―」
講師 山田雄久氏(近畿大学 経営学部 教授)
14:30~14:50
講演「地方・地域活性化を進めるパス多様性とその本質」
講師 西村順二氏(甲南大学 ビジネス・イノベーション研究所 所長)
14:50~15:00 質疑応答
15:00~15:10 休憩
15:10~16:25
パネルディスカッション
「有田町の地域アイデンティティを活かしたまちづくり」
《コーディネーター》山口 夕妃子 (佐賀大学芸術地域デザイン学部 教授)
《パネリスト》西村順二氏(甲南大学教授)/山田雄久氏(近畿大学教授)/ 西山美穂子氏(キッチングランマ 代表)/上野菜穂子氏(灯す屋 事務局長)/三島舞氏(佐賀大学リージョナルイノベーションセンター URA)
16:25~16:30
閉会の挨拶 肥前セラミック研究センター 副センター長 山口 夕妃子
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学 肥前セラミック研究センター(佐賀大学有田キャンパス内)
連絡先:0955-29-8888