第30回アジア経済シンポジウム(AES):アジアでレジリエントな社会を構築する(11月5日)
以下のとおり 第30回アジア経済シンポジウム(AES)を開催します。
■ 開催日:令和3年11月5日(金)12:00~19:00(受付11:30~)
※オンラインのため、時差を考慮して12:00~になっています。
※18:05からは、来年度の第31回に関する打ち合わせになります。
■ 開催方法:ZOOMによるオンライン
■ 参加大学:全南大学(韓国)、中国社会科学院(中国)、カセサート大学(タイ)、ペラデニア大学(スリランカ)、ベトナム国家大学経済大学(ベトナム)、UCSI大学(マレーシア)、浙江理工大学(中国)、佐賀大学(日本、主催大学) 計8校
■ 報告内容:『アジアでレジリエントな社会を構築する』(全て英語で、日本語通訳はありません)
基調講演「アジア経済シンポジウムのあゆみ」(12:15~12:30)
第1部 環境と資源(12:30~14:20) 6報告
第2部 産業、貿易、経済統合と成長(14:30~16:05) 5報告
第3部 デジタル経済と社会発展(16:15~18:05) 6報告
■ 申込方法:FORMS(https://forms.gle/PzxDrZ3pD1jpEwjd6)または、チラシのQRコード
画像をクリックすると詳細をご覧いただけます
- 「アジア経済シンポジウム(AES)」とは
急激なグローバル化によって生じる「アジア諸国の経済的・社会的諸問題」について研究し、その成果を著書や学術論文、シンポジウムなどで発表する「研究の国際化」として、1990年度に佐賀大学と協定を結んでいる全南大学校(韓国)および中国社会科学院(中国)の3ケ国で始めたシンポジウムである。2013年度にカセサート大学(タイ)とペラデニア大学(スリランカ)が加わり、名称を「日韓中国際シンポジウム」から「アジア経済シンポジウム」に変更した。
シンポジウムの特徴としては次の3点がある。
①開催時に国際社会で最も注目を浴びている経済社会の時事的問題をテーマに掲げる(資料1参照)。
②毎年開催国を交代しながら実施することで、主催大学と協定を結んでいるさまざまな他のアジア諸国や欧州の研究機関が参加し交流の輪を広げる。
③研究者だけの議論に留めず、広く一般市民の参加も募り意見交換を促す機会を設ける。
- 「第30回アジア経済シンポジウム」について
昨年度はコロナ感染拡大防止のため第30回の記念すべき開催を見送ったが、本年度はオンラインで11月5日に開催する。参加校はこれまでの5大学に加え、新たにベトナム国家大学経済大学(ベトナム)、UCSI大学(マレーシア)、浙江理工大学(中国)が加わり、英語による18タイトルの報告を予定している(資料2参照)。
本シンポジウム「アジアでレジリエントな社会を構築する」では、現在のCOVID-19によるパンデミックは世界中で劇的な人命の損失をもたらし、公衆衛生、食料システム、そして仕事の世界に前例のない挑戦を提示している。これらの悲劇は世界規模だが、その予防と準備は地域的なものでなければならない。私たちはアジアに住んでいるので、これらの悲劇に備えてアプローチとアーキテクチャを劇的に変える必要があることは明らかである。そこで、経済政策の介入を通じて悲劇を管理し、経済的、社会的、環境的影響を最小限に抑える方法についての学術的議論を交わし、学んだ教訓、特定されたベストプラクティスと戦略、達成されたイノベーション、悲劇との戦い、影響の緩和、回復力の構築で得られた知識と経験について検証する。
なお、来年度も佐賀大学で対面での開催を計画している。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学経済学部教授/アジア経済シンポジウム実行委員委員長
サーリヤ ディ・シルバ
電話 0952-28-8426、Eメール saliya (at) cc.saga-u.ac.jp