来てみんしゃい!佐賀大学へ 〜世界的美術家 野老朝雄氏作品のオープニングセレモニーと理工学部4号館見学会〜 開催予告
令和3年12月11日(土)、佐賀大学理工学部の主催で「来てみんしゃい!佐賀大学へ ~野老朝雄氏作品のオープニングセレモニーと理工学部4号館見学会~」を開催します。
理工学部4号館は、長らく土木工学科・建設工学科・都市工学科の校舎として使われてきましたが、築35年を経て老朽化が著しく、令和2年度に改修工事を行いました。都市工学部門の建築系教員が設計監修に関与することで、九州内国立大学の校舎の中にはこれまでない新しい計画概念として、既存の枠組みを超えて学習するプロセスをつくり出す「ラーニング・ループ」を用いた教育環境の空間が創出されました。
その建物内1階のデザインギャラリーには、東京2020オリンピック・パラリンピック公式エンブレムをデザインしたことで有名な世界的アーティスト・野老 朝雄(ところ あさお) 氏が有田焼を用いてデザインした作品「ARITA HUNDRED STEPS MANJI 2021(有田焼瑠璃百段階卍(陰)(陽)2021)」が、佐賀大学同窓会の協力も得て設置されました。
今回の「来てみんしゃい!佐賀大学へ」では、佐賀大学の受験を考えている佐賀県内外の多くの高校生にも呼びかけ、野老氏作品のオープニングセレモニーを行うとともに、理工学部4号館の見学会を行って、野老氏と建物とのコラボを楽しんでいただきたいと考えています。
また、佐賀大学特定プログラム「Arita2040」で建築環境デザインコースの学生が取り組んだ提案作品等も展示されます。佐賀大学への進学を考えている高校生の皆さんにも是非来ていただいて、佐賀大学のキャンパスと学生の取り組みを見て将来の自分の姿をイメージしていただきたいと思います。
参加される方は、同時企画である市民向けシンポジウムにもご参加いただけます。
〇来てみんしゃい!佐賀大学へ
~野老朝雄作品のオープニングセレモニーと理工学部4号館見学会~
日 時 :令和3年12月11日(土)10:00〜17:30
場 所 :理工学部4号館
内 容 :オープニングセレモニー 10:00〜10:30(オンライン配信とのハイブリッド開催)
理工学部4号館見学会 10:30〜17:30
理工学部4号館改修工事の概要説明 10:30〜11:00
佐賀大学理工学部4号館改修工事の紹介ビデオ上映
佐賀大学特定プロジェクト「Arita 2040」の作品展(建築環境デザインコース)
佐賀大学 市民向けシンポジウムのオンライン配信 14:00〜17:30
主 催 :国立大学法人佐賀大学理工学部,佐賀の木・家・まちづくり協議会
共 催 :低平地研究会都市空間部会,(一社)日本建築学会九州支部佐賀支所
【参加申込方法】
1.ご参加(来場もオンライン視聴も共に)は、こちらよりお申し込み下さい。締め切りは、令和3年12月6日(月)です。
2.入場手続き簡素化のため、「入場用QRコード」を用います。
ご来場の方は、必ず、こちらから取得してください。
▷「入場用QRコード」の取得方法はこちらをご確認ください。
新型コロナ感染症対策のため、ご面倒かとは存じますが、両方のお手続きをお願いします。ご理解のほど、よろしくお願い致します。
参考:
ラーニング・ループとは「学びの循環」であり、教育のさまざまな仕掛けで刺激を受けて、学生自らが問題発見をし、自己の成長を促していく概念です。その実現のために、以下の5つの設計コンセプトに改修計画を行いました。
01/校舎自体が「地域の縁側」(=社会との接点)となる
02/教育型授業から学び型授業(アクティブ・ラーニング)まで対応する〈Learning 1.0(従来型の授業)・Learning 2.0(アトリエ・工房・実験室)・Learning 3.0(パフォーマンス・プレゼンテーション)〉
03/多様なアクティブスポットが集合し、様々な体験の場をもつ部局共用全学交流スペース〈デザインギャラリー〉を1Fに配し、地域へ拓く
04/校舎の教材化(構造や設備のエレメントを意図的に露出)による教育研究拠点となる
05/都市工学部門建築系教員による実験的な改修計画により話題性を創出し、大学のブランディングに寄与する
画像をクリックすると詳細をご覧いただけます
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学理工学部 教授 三島伸雄
TEL 0952-28-8703
Mail mishiman (at) cc.saga-u.ac.jp