12月11日(土)、佐賀大学 市民向けシンポジウム 「野老朝雄のアートの世界 そして再生のデザイン」開催予告

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 令和3年12月11日(土)、佐賀大学市民向けシンポジウム「野老朝雄のアートの世界 そして再生のデザイン」を開催します。

 第1部の特別講演・講師としてお招きする野老 朝雄 氏は、世界的アーティストとして、これまで長年、多様性がもたらす様々な繋がりをデザインして表現されてこられました。そして、その野老氏のコンセプトとデザインが高く評価され、東京2020オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムとして世界中からの多数のデザイナーの中から採用されました。また野老氏は、有田焼を用いたアート作品に取り組んでおられ、この春、本学の改装した研究棟にも野老氏の作品「ARITA HUNDRED STEPS MANJI 2021(有田焼琉璃百段階卍(陰)(陽)2021)」が設置され、建物の再生に彩を添えているとともに、地方色が発信されています。特別講演では、そのような野老氏の作品やエンブレムに込めた思いや美学について語っていただきます。

 第2部のパネルディスカッションでは、デザインからの発想で活躍されている原田 祐馬 氏、地域密着型で草の根的に地方創生に取り組んでいる木藤 亮太 氏、地元有田でプロダクトデザインから活動している寺内 信二 氏を交えて、九州各地で展開されている再生のあり方やアイディア、そして期待と悩み等について、皆様と共に情報交換・意見交換を行います。

 

 日  時:令和3年12月11日(土)13:00〜17:30

      開 場 13:00

      第一部 14:00-15:30

      第二部 15:40-17:30

 場  所:理工学部6号館1階理工学部都市大講義室(zoomウェビナーで視聴可)

     ※理工学部4号館デザインギャラリーで同時オンライン配信

 主  催:国立大学法人佐賀大学

 共  催:一般社団法人国立大学協会九州地区支部会議

 

【参加申込方法】

1.ご参加(来場もオンライン視聴も共に)は、こちらよりお申し込み下さい。締め切りは、令和3年12月10日(金)18:00です。

 ※申し込み締切は12月10日(金)18:00まで延長しました。多くの方々のご参加をお待ちしています。

2.入場手続き簡素化のため、「入場用QRコード」を用います。
ご来場の方は、必ず、こちらから取得してください。

 新型コロナ感染症対策のため、ご面倒かとは存じますが、両方のお手続きをお願いします。ご理解のほど、よろしくお願い致します。

 

 

【第一部】特別講演「野老朝雄のアートの世界」

 〇特別講師 野老 朝雄 氏(ところ あさお、アーティスト)

 ・1969年東京生まれ

 ・幼少時より建築を学び、江頭慎氏(AAスクールユニットマスター)に師事。

 ・2001年より「繋げる事」をテーマに紋様制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動。

 ・東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレムのデザインを手がけた。

 ・2021年 佐賀大学 理工学部 4号館1階デザインギャラリーに有田焼陶板作品制作設置。

 

【第二部】パネルディスカッション「再生への道筋、その先に見たいこと」

〇パネラー: 原田 祐馬 氏(UMA / design farm 代表)

      木藤 亮太 氏(株式会社ホーホゥ 代表取締役)

      寺内 信二 氏(李荘窯業所)

〇コーディネータ: 三島 伸雄(佐賀大学・地域創生担当学長補佐・教授)

〇全体進行:    橋爪 和泉 様(サガテレビ・アナウンサー)

 

原田 祐馬 氏

 1979年大阪生まれ。UMA / design farm代表。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。「グッドデザイン金賞」(2016年度)、「第51回日本サインデザイン賞最優秀賞」(2017年度)など国内外で受賞多数。京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。愛犬の名前はワカメ。

 

木藤 亮太 氏

 1975年福岡市生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)芸術工学部環境設計学科卒業。同大学大学院 芸術工学研究院 生活環境専攻修了後、有限会社ステップ環境設計(現株式会社エスティ環境設計研究所)に入社し、ランドスケープ、景観などの計画に携わる。2013年7月から宮﨑県日南市の油津商店街の再生に取り組み、「日南の奇跡」を実現させ、方々から“地域活性化の請負人”と呼ばれるように。2017年4月以降は、那珂川市のまちづくりに携わっている。

 

寺内 信二 氏

 1962年佐賀県有田町生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、他社勤務を経て1988年に有限会社李荘窯業所に入社。2009年に「プロダクトarita」を結成し、香港やフランスで「プロダクトarita」展を開催するなど、海外に有田焼を広める活動も展開。大手百貨店伊勢丹とおせち料理で提携するなど、その経営手腕も注目されている。

 

 

画像をクリックすると詳細をご覧いただけますpdfアイコン

 

 

【本件に関する問い合わせ先】

   佐賀大学理工学部 教授 三島伸雄 

    TEL: 0952-28-8703 Mail: mishiman (at) cc.saga-u.ac.jp

   佐賀大学総務部総務課 

    TEL: 0952-28-8113 Mail: soumux3 (at) mail.admin.saga-u.ac.jp

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