「第27回水シンポジウム2023 in さが」開催のお知らせ

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 佐賀県には嘉瀬川、六角川、松浦川、筑後川の4つの一級水系があり、そのうち松浦川を除く3河川が有明海に流れ込み、自然干陸化と干拓により広大で肥沃な佐賀平野が形成されました。有明海の干満差が我が国最大であるため、佐賀平野の大部分は低平地であり流入河川の感潮区間は非常に長くなっています。佐賀平野では、縦横に発達したクリークによる用水と排水の高度な利活用や江戸時代初期には成富兵庫茂安を初めとした技術集団によって、総合的な水利事業が行われた歴史があります。また、昨今、立て続けに浸水被害が発生してきており、各関係機関が一体となり、「流域治水プロジェクト」を展開して、治水対策に取り組んでいるところです。一方で、有明海・干潟域や感潮河川域では、特有の生態系が発達し、希少種のエツや、ムツゴロウ、ワラスボ、シオマネキなどユーモラスな生き物の宝庫でもあります。本シンポジウムでは、これらの特性を踏まえ、治水・利水・環境・文化などの視点でこれからの人々の暮らしと水との持続可能な関わり方を提案し、全国に発信します。

 

 

【日時】
 シンポジウム:令和5年8月3日(木)10:00~17:20
 現地見学会:令和5年8月4日(金)9:00~17:55

【場所】
 シンポジウム:佐賀市文化会館中ホール(佐賀市日の出一丁目21-10、JR佐賀駅より北に徒歩20分) 
 現地見学会:石井樋、嘉瀬川ダム、東よか干潟ビジターセンターなど

【参加費】
 シンポジウム:(Web同時配信) 入場無料(定員400名) 
 現地見学会:2,000円(高校生以上)、1,800円(小中学生)(定員40名)

【参加申し込み】
 シンポジウム・Web同時配信・現地見学会それぞれ以下のURLより、7月24日(月)までにお申し込みください。
 URL:https://forms.gle/1sg26UHFWhqD3JTC6 

【主催】
 「第27回水シンポジウム2023 in さが」実行委員会 (構成団体:(公社)土木学会水工学委員会、国土交通省九州地方整備局、佐賀県、佐賀市、佐賀水ネット) 

【協賛】
 (独)水資源機構筑後川局、(公財)佐賀県建設技術支援機構、(一社)佐賀県建設業協会、(一社)佐賀県県土つくりコンサルタンツ協会、(一社)佐賀県地質調査業協会、NPO法人技術交流フォーラム 

【後援】
 (公財)河川財団、(一社)北部九州河川利用協会、(一社)九州地方計画協会、(一社)九州 地域づくり協会、(一財)防災研究協会 

【プログラム】
 チラシをご確認ください。

▼画像をクリックいただくとPDFでご覧いただけます。

 

【本件に関する問い合わせ先】
 佐賀大学理工学部理工学科都市工学部門
 大串 浩一郎
 電話(0952)28-8686
 FAX(0952)28-8699

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