鈴木万平糖尿病国内賞とは、公益財団法人鈴木万平賞財団設立15周年を記念して創設したもので、糖尿病医療に積極的に取り組み、治療及び予防に貢献した活動業績を顕彰することにより、糖尿病と共に歩む人の医療と福祉の向上を目的としたもので、各地域、あるいは地域を越えて長きに亘り糖尿病医療に積極的に取り組み、治療及び予防に貢献した個人・施設・団体・チーム・グループに与えられる賞です。
　糖尿病専門医の少ないエリアとしての佐賀県内において、「糖尿病コーディネート看護師」が活動を広げ、県内における糖尿病患者を地域で連携して治療するため、医療機関に出向いてスタッフ向けの糖尿病教室、インスリン治療導入、連携手帳導入などの診療支援を行っており、佐賀県内の糖尿病医療水準の向上に大きく貢献しています。この活動は都道府県国保ヘルスアップ支援事業の中で人材の確保・育成事業のモデルとなっています。
　これらの活動には一貫性があり、人材や医療資源が必ずしも十分ではない日本全国の地方・僻地における糖尿病療養指導のモデルケースとして波及効果も大きく、今回の受賞へと繋がりました。
　今回の受賞を受け、下記日時にて医学部附属病院 野口 満 病院長へ受賞報告を行います。

〇日時　　令和5年11月29日（水）　14：00～15：00
〇場所　　佐賀大学医学部附属病院　付帯施設棟2階　カンファレンスルーム2・3

【本件に関する問い合わせ】
　佐賀大学医学部　　肝臓・糖尿病・内分泌内科
　TEL　0952 – 34 – 2362