日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会を開催します(8月24日)
日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会の開催について
『明治維新150年~幕末・維新期における佐賀藩の「ひとづくり」「ものづくり」』と題して、平成29年8月24日
に日本学術会議主催の学術講演会を開催します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
詳細は、こちらのチラシをご覧ください。当日は以下の二つのテーマに沿って、様々な角度から講演をいただきます。
ひとづくり
佐賀藩は討幕運動を主導したわけではないにもかかわらず、強大な軍事力と新時代に対応できる優れた人材のお陰で、
明治新政府で中心的な位置を占めました。そして、こうした佐賀藩の凄さは、藩校弘道館教授の古賀穀堂と十代藩主鍋島
直正の師弟が、教育・学問を重んじたことに由来します。彼らが方向付けた19世紀佐賀の「ひとづくり」に迫ります。
ものづくり
薩摩藩主島津斉彬は、反射炉築造に失敗続きの藩士らを前にこう話しました。「西洋人も人なり、佐賀人も人なり、
薩摩人も人なり、屈することなく研究にはげむべし」と。こうして薩摩藩は、佐賀藩の技術援助を得て、反射炉築造に
成功しました。幕末期、佐賀藩の科学技術による「ものづくり」が、なぜ我が国随一になったのか、その実態と謎の
解明に迫ります。
【本件に関する問合せ先】
佐賀大学 学術研究協力部 研究協力課
Tel 0952-28-8401
Mail kyoryoku@mail.admin.saga-u.ac.jp