大学院農学研究科修士1年生の山田梨裟さんが日本農業技術検定1級の学科試験に合格しました

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【概要】

 大学院農学研究科修士1年の山田梨裟さんが、日本農業技術検定協会が実施する2019年度の日本農業技術検定(作物)において、1級学科試験に合格しました。本検定のうちでも1級は難関であることが知られており、本学在校生としては初の合格者となります。

 2019年度の1級(作物)の全国平均合格率は6.8%(全分野では7.1%)であり、合格するためには、生産から販売まで農業に関する幅広く・高度な知識が求められます。

 

 日本農業技術検定とは、農業を学ぶ学生や農業を仕事にしたい人のための検定で、農業についての知識・技能の水準を客観的に評価し、教育研修の効果を高める事を目的として、日本農業技術検定協会(事務局:一般社団法人全国農業会議所)が実施している検定であり、平成30年度には合計26,133人(1級:247人、2級:5,365人、3級:20,521人)が受験し、合格率は1級が8.5%、2級が19.6%、3級が62.3%となっております。

 当該検定2級は、これからの農業を担う人材の育成・確保に欠かせない検定として関係機関から注目されており、優先採用する農業法人もあるほか、JAの営農指導員や農業関連企業等では入社後の資質向上にも利用されております。

 

【取り組み内容】

 農学部附属アグリ創生教育研究センターでは、当該検定の受験を希望する学生に対する支援として、H29年度から、当該検定についてのガイダンス、講義および模試を実施しており、H29年度とH30年度の2年連続で最優秀団体(2 大学等の部)として表彰を受けました。また、本年度も2級には10名の合格者を出しております。

 また、本センターで実施している農場実習について、当該検定の実技試験免除(2級)の認定を受けておりますので、農場実習受講者については、2級学科試験合格後に実技試験免除の申請が可能です。

 

 

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

   農学部附属アグリ創生教育研究センター長 穴井豊昭 anai@cc.saga-u.ac.jp

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