世界肝炎デー 2020 ㏌ SAGA 

PRESS_RELEASE

“7月28日は世界肝炎デーです!!”

 

 世界保健機構(WHO)は、2010年にウイルス性肝炎の蔓延防止と感染者に対する差別偏見の解消を目的に7月28日を“World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定めて、肝炎に対する啓蒙活動を世界中に呼び掛けています。

 佐賀県においては、肝がんの死亡率が高く、その主な原因として、肝炎ウイルスに感染したキャリアが多くC型肝炎ウイルスの感染率は全国に比べ3倍、B型肝炎ウイルスは2倍となっています。

 肝がんを予防するためには、「肝炎ウイルス検査を受けて感染の有無を確認すること」そして「肝炎ウイルスの感染が判明した場合には精密検査を受け早期に治療を開始すること」という知識を持つことがとても重要です。また、佐賀県ではウイルス検査や治療、治療後の定期検査まで各段階に応じて費用の助成もおこなっています。

 2014年9月より難治性C型慢性肝炎に対する経口薬による治療が始まり、現在では最短で8週間の飲み薬の治療で95%以上のC型肝炎ウイルスの排除が可能な時代となりました。しかし、肝炎ウイルス検査を受けて陽性という結果が出ても精密検査の受診率が伸び悩んでいるのが現状です。

 そこで、今年もウイルス性肝炎に関しての正しい知識や治療の最新情報を県民の皆さまに興味を持って知って頂けるよう、世界肝炎デー 2020 in SAGAを佐賀大学医学部附属病院肝疾患センターが計画しました。

 メディア媒体・新聞広告等を活用し肝臓病に対する啓発活動を積極的に行い、より多くの方々に肝臓病の知識と理解を深めてもらうことを意図しています。

 

 

○ 催事と日程

名 称 「世界肝炎デー 2020 in SAGA

                      肝がんのない佐賀県をみたいんだ!!~NO KANGAN~」

・日 時 7月23日(木)かちかちPress「イマコレ」放映

     7月26日(日)“佐賀肝聞”発行 全16ページ タブロイド誌

・方 法 新聞やテレビ媒体等を利用して一般市民の方々へ啓発活動を実施

・主 催 佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター

・共 催 佐賀大学医学部、佐賀県

・概 要 肝炎に関する特集を組んで県内に展開する

 

 

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

   佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター

   電話 0952-34-3010

戻る

TOP