「科学へのとびら」オンライン研究体験プログラムを実施

PRESS_RELEASE

【概要】

 高大連携プロジェクト「科学へのとびら」の一環である理工学部・農学部教員による研究体験プログラムを,受講生以外の生徒も対象として令和2年12月13日(日)と12月20日(日)にオンラインで開催しました。

 

【本文】

 佐賀大学では高大連携プロジェクト事業の一つとして,「継続・育成型」の高大連携カリキュラムである“とびら”シリーズを佐賀県教育委員会と協力して実施しています。理工学部と農学部で運営している「科学へのとびら」で,理工学部・農学部教員による研究体験プログラムを令和2年12月13日(日)と12月20日(日)に実施しました。本体験プログラムは,研究活動を体験することで研究に対する理解を深めることを目的としており,本年度は新型コロナ感染症の影響により募集停止している科学へのとびらの受講生以外も参加できるように佐賀県教育庁学校教育課,佐賀大学理工学部・農学部・学務部入試課が共同で企画し,オンラインで開催しました。

 12月13日(日) には理工学部情報部門 山口 暢彦 准教授による「ミニ四駆プログラミング体験会」と農学部 関 清彦 講師による「食品加工に利用されている科学」と題した体験プログラム, 12月20日(日) には理工学部電気電子工学部門 伊藤 秀昭 准教授による「コンピュータに学習させてみよう(深層ニューラルネットワークによる機械学習)」と題した体験プログラムが開催されました。今回提供した体験プログラムでは,とびら受講生以外が半数以上を占めており,現在募集停止している中で高大連携プロジェクトに対する高校生の興味の高さが伺えました。

 今回初めて同時中継下でのオンライン研究体験プログラムとして開催しましたが,参加した高校生へのアンケートからは,「オンラインでの先生の授業はとても面白く凄く勉強になりました!また,この機会があれば是非参加したいです!」「オンライン特有の問題が起こった際にも戻って説明をしてくださったのでとても分かりやすかったです」,「結構わからないところなどがあったけど,質問もしやすくて,スムーズに操作に移ることができたため,有意義な学習ができました」,「コロナ禍の中でも今回のように実際に体験を行う機会を設けていただくことで,新たな知見を得たり,興味関心を高めたりすることができると感じました」などといった好意的な感想が多数ありました。

 新型コロナの影響で新しい生活様式が求められる中,佐賀大学は今後も新しい学びを提供していきたいと考えています。

 

「ミニ四駆プログラミング体験会」の様子

 

 

「コンピュータに学習させてみよう(深層ニューラルネットワークによる機械学習)」の様子

 

 

 

 

 

【本件に関する問い合わせ先】

  佐賀大学理工学部総務

  電話 0952-28-8513

 

 

 

戻る

TOP