令和2年度文化遺産国際協力拠点交流事業 アルメニア共和国における文化遺産保護のための人材育成拠点交流事業
芸術地域デザイン学部石井美恵准教授は、2020年5月より文化庁委託事業に採択され、「アルメニア共和国における文化遺産保護のための人材育成拠点交流事業」を行っています。初年度及び2年目となる今年度は新型コロナウィルスの感染拡大状況により現地での研修を見合わせることとなりましたが、国境を越えた文化遺産保護の人材教育における佐賀大学の役割として、国内で視聴覚教材を制作し、リモートによる研修を実施してまいりました。また、世界との結びつきの強化として、教材の制作、授業への聴講等に本学学生も参加しています。
つきましては本事業を学外にも広く広報していただきますよう、よろしくお願いいたします。
【事業実施期間】
2020年5月1日~2023年3月31日(予定)
【2020年度 リモート研修】
第一回:2020年10月2日 「蛍光X線分析機器の取り扱い」
第二回:2021年1月22日~27日 「視聴覚教材を用いた研修」
【2020年度 制作物】
視聴覚教材 5編
・染織品の保存修復/クリーニング
・染織品の保存修復/ステッチ補強
・日本刺繍
・出土遺物の写真撮影
・一眼レフデジタルカメラの基本操作
事業報告書 三言語で作成(日本語、英語、アルメニア語)
※視聴覚教材の補助教材としても使用可能
【本件に関する問い合わせ先】
本事業事務局 担当:緒方(芸術地域デザイン学部総務内)
電話:0952-28-8349(平日9-16時)