有明海に関する沿岸4県住民の意識調査 「豊かな海と地域社会の形成に関する調査」

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 日本学術振興会科学研究費基盤研究(A)の助成を受けて、以下の要領で、有明海沿岸域4県住民の意識調査を行います。

 

1 ねらい

 本調査は、昨年度、諫早市・雲仙市で行った意識調査の続編にあたる調査です。正式名称は「豊かな海と地域社会の形成に関する調査」と申します。具体的には、有明海の沿岸に位置する自治体と、有明海の沿岸各県の県庁所在地にお住まいの方々が、生活するうえで海とどのようなかかわりを持たれているのか、また、諫早湾干拓事業などの海に影響することがらについて、どのようにとらえておられるのかを把握し、今後の地域活性化案の策定に役立てることを目的として行うものです。

 

2 調査の概要

 以下の調査の対象地区の住民2,100名にアンケート用紙を郵送します。

(長崎市中央地区、諫早市、島原市、佐賀県旧佐賀市域、太良町、鹿島市、福岡市中央区、柳川市、大川市、熊本市中央区、荒尾市、宇土市)

対象地区の選択は、各県とも県庁所在地中心部および有明海沿岸2自治体です。

 

3 調査時期

 9月1日~10月30日

 

4 調査結果の発表

 本年12月に記者会見を行って暫定結果を公表し、来年夏に「調査結果報告書」を作成します。また、昨年度の調査結果と併せてウェブ上に公開します。学問的検討を経た成果につきましては、環境社会学会や法社会学会などで口頭発表するほか、随時、各大学の研究紀要などに論文として発表します。

 

 

 

5 担当者

 本調査は、以下の研究者が行っています。

 樫澤秀木 佐賀大学経済学部教授

 児玉弘 佐賀大学経済学部准教授

 加藤雅俊 立命館大学産業社会学部准教授

 開田奈穂美 福岡大学人文学部講師

 

 

 

 

【本件に関する問い合わせ先】

  〒840-8502 佐賀市本庄町1番地 佐賀大学経済学部

  教授 樫澤 秀木

  電話:0952-28-8421

  メール:kashi(at)cc.saga-u.ac.jp

 

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