花田 英輔 教授が作成に参画した日本建築学会の建築ガイドラインが発行

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【概要】

 佐賀大学理工学部情報部門 花田 英輔 教授が作成に参画した日本建築学会環境基準が,2021年9月25日に発行されました。この基準は,病院等において医用テレメータを安全に導入し,安心して運用するために必要な建築上の留意点と,導入前後の評価方法を記載しています。

【本文】

 2021年9月25日に日本建築学会から環境基準「医療機関における電波利用機器に配慮した建築ガイドライン・同解説 -医用テレメータ編-(AIJES-E0005-2021)」が発行されました。このガイドラインは,多くの病院で導入され用いられている無線通信を用いた医用テレメータについて,まずその概要を説明した上で,安全・安心に導入し,運用するために必要となる注意点を計画段階と建築段階において述べ,さらに導入前後に行うべき環境評価方法を記載しています。

 佐賀大学理工学部情報部門の花田 英輔 教授は,これまでの研究成果として医療現場における電磁環境と無線通信活用に関する知識を持ち,日本医療福祉設備協会の臨時委員会「無線通信と電磁環境研究委員会」の委員長を務めていたこともあり,日本建築学会電磁環境運営委員会の要請により本ガイドライン作成のために組織された小委員会に委員として参画し,その作成と発行に大きく寄与しました。

 花田教授は電波環境協議会(EMCC)が発行した「医療機関において安全・安心に電波を利用するための手引き」の策定及び改定(2021年7月)においても,策定を担当した委員会の副委員長として活動しており,今後は,この手引きと本ガイドラインの周知にも関わる予定です。

 なお,このガイドラインは電子書籍(PDF形式)で販売されており,日本建築学会のホームページ(https://www.aij.or.jp/ppv/)から購入可能です。

 

 


日本建築学会環境基準「医療機関における電波利用機器に配慮した建築ガイドライン・同解説 -医用テレメータ編-(AIJES-E0005-2021)」の表紙

 

 

【本件に関する問い合わせ先】

  佐賀大学理工学部総務

  電話 0952-28-8513

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