世界肝炎デー2022 in佐賀 ~高オレイン酸大豆(佐大HO1号)を使った佐賀市内飲食店とのコラボキャンペーン~

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 WHOは、7月28日を「世界肝炎デー」と定め、ウィルス性肝炎の蔓延防止、患者や感染者への差別・偏見の解消などを目的とした啓発活動等を実施しており、佐賀県では、これまでも県民のみなさんに向けて、様々なイベントを開催してきました。

 世界肝炎デー2022 in佐賀では、コロナ対策のため大規模集客イベントは開催しませんが、昨年に引き続き、佐賀大学医学部附属病院1F玄関ホールにて啓発資材の配布 、世界肝炎デーのポスター掲示(添付12)、肝炎ウィルス検査・エコー検査の啓発CMの放送、肝炎医療コーディネーター及び佐賀県民の皆様を対象とした啓発メッセージ「“肝”ぺきはゲットできる」フォト投稿イベントを行います(添付2

 近年、肝がん対策が功を奏し肝炎ウィルスによる肝がんが減る一方で、メタボ肝がんともいわれる脂肪肝が原因の肝がんが半数近くを占めるようになりました。脂肪肝や肝機能の改善のためには、カロリー制限食(炭水化物または脂質を抑える)で体重を減らすことが基本です。

 そこで、肝疾患センターと佐賀市内の飲食店がタッグを組み「肝臓にやさしいコラボキャンペーン」を開催することにしました(添付3。メニューは、佐賀大学農学部が開発した高オレイン酸大豆(佐大HO1号)を使った「高オレイン酸大豆ご飯」を組み入れることで、炭水化物を減らしたんぱく質を補い、食べ応えをもたせました。またお肉の種類や調理法の工夫・調味料の加減等で脂肪を減らし「脂肪肝の方でも安心して食べることができる美味しい低カロリー食」を作りました。

 皆さんは、佐賀大学から生まれた素晴らしい高オレイン酸大豆を、実際に食べたことがありますか?オレイン酸は血中の悪玉コレステロール上昇を防ぐほか、酸化しにくい特性があるため、保存性が高く、大豆特有の臭みがないことから、大豆ミートとして大手バーガーチェーン店で重宝されています。ご飯にしてもおかずにしてもスイーツにしても大変美味しい高オレイン酸大豆を、是非この機会に知っていただき、肝臓病に限らず、ご自身の健康やバランスの良い食事について見直すきかっけに繋がればよいと考えています。

 

【本件に関する問い合わせ先】
 肝疾患センター 0952―34-3010

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