学校教育学研究科(教職大学院)下田芳幸准教授の共著書(増補改訂版)が刊行

《本書の概要》
 本書は、少年写真新聞社から2012年に出版された書籍の増補改訂版です。『やる気がない』『落ち着きがない』など、学校において子どもが示すことの多い“気になるサイン”について、一面的・固定的な見方にならないよう、予測される課題を多角的な視点で検討し、それぞれの課題に応じた対応の方向性を解説したものです。第1章は「日常的な子どものサイン」として、30のサインが取り上げられています。続く第2章は「現代的な子どものサイン」として、12のトピックに関する解説がなされています。今回の増補改訂に当たり、『ヤングケアラー』や『コロナ禍の不登校』といった最新のトピックや、『気になる子どもへの声かけ10例』などが加えられました。下田准教授はこの中で、『やる気がない』『不器用さが目立つ』『ぼんやりしている』『整理整頓ができない』『きちょうめん過ぎる』『パニックを起こす』(以上、第1章)、『転入時の子ども』(第2章)を執筆しています。
 本書は特に、学校の先生方をはじめ教育に携わる方や、教職を目指す学生さんにとって、子ども理解に役立つ有益な内容となっています。

《書名・出版情報》
『学校で気になる 子どものサイン 増補改訂版』 少年写真新聞社 A5版・304ページ

《本書の目次》
○第1章 日常的な子どものサイン30(欠席や遅刻、早退が多い/身体の不調を訴える/いつも眠そうである/よくけがをする
     ほか)

○第2章 現代的な子どものサイン(家事や介護などを過剰に担っている子ども ~ヤングケアラー~/「欠席」の意味が変化してき
     た状況下で登校しない子ども ほか)

○コラム:気になる・困った子どもへの対応と声かけ10

 

【本件に関するお問い合わせ先】
 佐賀大学教育学部事務室
 Tel:0952-28-8213

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