【概要】
　理工学研究科理工学専攻機能材料化学コース博士前期課程1年の坂口 温音さんが、2023年9月11日（月）～12日（火）に開催された2023年電気化学秋季大会で優秀学生講演賞を受賞しました。

【本文】
　理工学研究科理工学専攻機能材料化学コース博士前期課程1年の坂口 温音さん（指導教員：冨永 昌人 教授）が、2023年9月11日（月）～12日（火）に九州大学伊都キャンパスで開催された2023年電気化学秋季大会で優秀学生講演賞を受賞しました。
　電気化学秋季大会は毎年9月に開催される全国規模の電気化学に関する学術講演会です。各セッションを主催する電気化学会内の各研究会・委員会では、優秀な口頭発表を行った学生に対して、研究成果を讃えると同時に、更なる研究の精進を期待して「優秀学生講演賞」を授与しています。
　坂口さんは、修士研究として、酵素反応を直接電気信号に変換することによる皮膚からの極微量のアセトアルデヒドガスの高感度検出を目的とした酵素修飾薄膜センサの開発に取り組んでいます。今回、高感度化に必要なセンサ条件の最適化に関する研究成果を、生物工学研究会主催の「生命科学と電気化学」セッションにて口頭発表した結果、受賞に到りました。
　本セッションでは、30件の学生講演の中から厳正な審査により5件が優秀講演として選ばれました。いずれもハイレベルな講演であり、その中で坂口さんは本賞を見事に獲得しました。今後、益々の活躍が期待されます。

〇優秀学生講演賞（2023年電気化学秋季大会）
　理工学研究科理工学専攻機能材料化学コース 博士前期課程1年 坂口 温音 さん（指導教員：冨永 昌人 教授）
　題目：アルデヒド脱水素酵素の電極反応解析とアルデヒドガスセンサへの応用
　参考：2023年電気化学秋季大会ホームページ
　　　（https://confit.atlas.jp/guide/event/ecsj2023f/top）

【本件に関する問い合わせ先】
　佐賀大学理工学部総務
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