タイに海外同窓会を設置し、海外版ホームカミングデーをバンコクで開催

 佐賀大学の元留学生等で結成する海外同窓会を5か国目となるタイに設置し、第14回目となる海外版ホームカミングデー(HCD)を、12月17日、4年ぶりにバンコク市内において対面で開催しました。

 本学からは副学長(国際担当)・三島伸雄他9名の教職員やタイに留学中の日本人学生3名が参加し、在タイ日本大使館や佐賀県等の来賓の方々や5つのタイの大学間交流協定校の教職員をはじめ、元留学生25名総勢62名の方々が参加しました。

 HCDの冒頭で学長・兒玉浩明によるビデオレターが紹介され、出席された関係者に感謝の意が伝えられるとともに、同会を通じて本学と元留学生等の関係者の絆が深まり、本学とタイとの新たな結びつきが実現することへの期待が伝えられました。

 来賓を代表して、在タイ日本大使館の打田剛一等書記官、佐賀県の内田修平地域交流部国際課長、また本学の大学間交流協定校を代表して、モンクット王ラカバン工科大学のピッチャ副学長より、同窓会設置や同会開催への祝辞を賜り、副学長・三島から、「佐賀大学のいまとこれから」という題材で、本学の新しい施設や優れた研究実績、留学生サポートの取り組みなどを紹介しました。参加した佐賀大学准教授・古賀弘毅、教授・小島昌一、教授・後藤隆太郎、准教授・辻田忠志、教授・吉賀豊司からも、それぞれ、タイとの交流への期待が述べられました。

 またタイの同窓会を代表して、同窓会長パウィニー・イアムトラクル氏、副会長スゥブシット・サンティサート氏、秘書パキン・アナンバット氏から、タイ同窓生らの相互連携を一層深めていきたい旨の挨拶が行われ、出席者全員で、タイの盆踊りであるロイクラントダンスを踊り、また久しぶりの友人や恩師との再会に話も弾みました。最後に、参加者全員で集合写真を撮影して、別れを惜しみつつ、再会を期して、同会は盛会裏に終了しました。

 本学はこれまで、アジアを中心に広く海外の研究機関との連携を強化し、国際性豊かな研究拠点としての水準を高めることによる教育研究の質の向上を図ってきました。そのため、海外同窓会の設置や海外HCDを開催し、元留学生や学術交流協定校との人的ネットワークの構築とその活用により、新たな留学生や研究者の受入や派遣の双方向の質の高い循環型の国際交流を行っております。今回のタイ同窓会設置やHCDの開催により、今後、タイの大学との留学生や研究者の交流促進が期待されます。

 

   
      兒玉学長からのビデオレター             打田一等書記官からの祝辞

 

  
内田佐賀県国際課長からの祝辞・佐賀県の紹介          佐賀大学を紹介する三島副学長    

 

  
同窓会役員による活動紹介                   記念撮影     

 

  
タイに留学中の佐賀大学生            会場に再現された大学石碑

 

【本件に関するお問い合わせ先】
 佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室
 TEL 0952-28-8203

 

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