公開シンポジウム「有明海の再生を科学的に考える」のご案内
【概要】
日本学術振興会科学研究費を用いて2020年と2021年に行った住民アンケートの報告のほか、有明海の現状と再生に向けた取り組みの提言、とりわけ「開門調査」の必要性を考える公開シンポジウムを開催いたします。
下記の内容で行う、どなたでも参加できるシンポジウムです。
日時:3月9日(土)13:00~17:00
場所: 経済学部4号館5番教室
(オンライン参加も可能です。)
参加費:無料
参加登録フォーム:https://forms.gle/a1yfcH85cwZYtJpf9
(QRコードはチラシを参照)
プログラムは以下のとおりです。
1.開会挨拶 樫澤秀木(佐賀大学)
2.有明海とはどんな海か、開門調査とは何か 佐藤正典(元鹿児島大学)
3.有明海の潮流と生態系との関係 堤裕昭(熊本県立大学)
4.諫早湾干拓調整池の問題点 髙橋徹(元熊本保健科学大学)
5.有明海奥部のベントス群集の経年変化 佐藤慎一(静岡大学)
6.開門・非開門のどちらでもない「第3案」の提案 菅波完(有明海漁民・市民ネットワーク)
7.諫早湾干拓事業に対する地元住民の認識 開田奈穂美(福岡大学)
8.総合討論
〇活動の目的
有明海の現状や「開門調査」について、社会の中に誤解が散見される中、改めて有明海の再生を科学的に考え、開門調査の必要性について議論する。
〇期待される成果
上記について、参加者が正確で十分な知識を獲得し、社会的議論のきっかけとなりうる。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学経済学部樫澤研究室 0952-28-8421
佐藤正典 080-6411-4368
takaranoumi.shiminren@gmail.com