インドとスリランカから教員・学生を迎え、国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」を開催
総合分析実験センターの永野幸生准教授は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」の共同研究活動コースを開催します。本プログラムでは、インドのシュリヴィシュヌ教育協会から4名の教員、スリランカのペラデニヤ大学から3名の大学院生および1名の教員を迎え、9月2日から9月13日まで共同研究を行います。
本交流計画のテーマは、「次世代シーケンサー技術を用いた食用・薬用植物の高精度分類に関する共同研究」です。インドおよびスリランカには多様な食用・薬用植物が存在しており、両国の研究者はそれぞれ現地でこれらの植物のDNA配列データを取得しました。本プログラムでは、日本においてこのDNA配列データを用いた高度なコンピュータ解析を共同で実施し、植物の分類学的特性の解明に取り組みます。
今回の共同研究活動を通じて、インドとスリランカの若手研究者との学術交流を深めるとともに、次世代の科学者たちが国際的な協力の重要性を理解し、世界的な科学技術の発展に寄与することを目指します。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学総合分析実験センター
永野 幸生 (ながの ゆきお)
TEL:0952-28-8898
E-mail:nagano@cc.saga-u.ac.jp