第31回日本線虫学会 ポスター賞受賞
【受賞者】
森 太(農学研究科 修士課程1年)
【受賞した賞の名称】
日本線虫学会 優秀ポスター賞
【受賞先】
日本線虫学会
【受賞した日】
2024年9月12日
【受賞した研究の題目】
ニンニクの肥大期から収穫期におけるイモグサレセンチュウの寄生数の変化
【受賞につながった研究内容】
イモグサレセンチュウはニンニクの腐敗を引き起こすため、ニンニク生産地では非常に大きな問題となっています。新しい防除方法を確立するためには、ニンニクのりん片へのイモグサレセンチュウの感染経路を明らかにする必要があります。本研究では、イモグサレセンチュウはニンニクりん片の肥大期に根から盤茎を通ってりん片に侵入するのではなく、茎部の外皮や保護葉で増殖しながらりん片に感染することを示唆する結果を得ました。これによって、りん片周辺の茎部での線虫増殖を抑えることで被害の抑制につなげる方向性が考えられます。
【教員活動DBのリンク先】
https://research.dl.saga-u.ac.jp/profile/ja.8a2a1bfd0ccb13b559c123490551be02.html
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学農学部教授 吉賀豊司
E-mail:tyoshiga@cc.saga-u.ac.jp