2024 World AgriFood Innovation Conference(北京市)に学長代理として大島一里理事らが出席
2024 World AgriFood Innovation Conference(WAFI 2024、世界アグリフードイノベーション会議)が10月11日、北京市平谷区のJinhai Lake International Convention and Exhibition Centerで開幕し、76の国・地域から、著名な科学者、大学学長、教育者、起業家、農業分野の優秀な若手代表など800人近いゲストが集まり、気候変動とアグリフードシステムの変革というテーマに焦点を当てた国際会議が盛大に開催されました。
本学は、大学間交流協定校である中国農業大学の孫其信学長から、昨年の初回開催に続き本学の兒玉浩明学長へ招待があり、学長代理として大島一里副学長(企画・将来計画担当理事)や鈴木章弘農学部長、徳田誠農学部教授等学生を含む6人が、前日10日に開催された学長フォーラムや本国際会議に出席しました。
本フォーラムには、26の国・地域の80大学等から170名以上の学長等が集まり、”In response to climate change and agrifood systems transformation, what adjustments universities and institutions should be making in research and teaching(気候変動と農業食糧システムの変革に対応し、大学や教育機関は研究と教育においてどのような調整を行うべきか)”を
メインテーマとして意見交換が行われました。個別のテーマにおける意見交換においては、本学からは鈴木農学部長が、”Evaluation system of universities and the future development direction of agriculture-related universities in the context of the new era(新時代における大学の評価制度と農業系大学の今後の発展方向について)”をテーマとして、スピーチを行いました。
本フォーラム後、大島副学長らは杜太生中国農業大学副学長らと個別会談に臨み、今後、両大学のパートナーシップ関係の強化に向けて、本学が実施する戦略的パートナーシップ・プロジェクトでの徳田教授がディレクターを務める国際共同研究の取り組みを核として、両大学の関係性の高度化や、新たな学生交流の推進に向けて活発に意見交換を行いました。
本学としては、世界の英知を集め国際協力と交流を促進させることを狙いとした本会議の出席や世界の国々や地域との国際交流によって、本学の認知度やプレゼンスを高めることにつなげるとともに、今後、2大学間での持続的な学術交流による成果輩出により、日本と中国の農学分野における貢献も期待されます。
WAFI University Presidents Forumにてスピーチする鈴木農学部長
WAFI University Presidents Forum 出席者
中国農業大学杜太生副学長との意見交換(左:大島副学長 右:杜副学長)
2024 World AgriFood Innovation Conferenceの様子