「租税教室at牛津高校」を実施しました!

【概要】
 令和7年2月6日、佐賀大学経済学部の角田幸太郎教授の2年ゼミ生4名が佐賀県立牛津高等学校へ出向き、佐賀税務署との協働で租税教室を実施しました。

 

〇活動の目的
 角田幸太郎教授の2年ゼミでは会計学を幅広く学修しています。一方、佐賀税務署では、子供たちが日本の財政・税制に興味を持ち、日本の将来について考え判断できる知識を育むことを目的として、租税教室に力を入れています。
 佐賀税務署のインターンシップに参加して税に興味を持ったゼミ生が「税務署と一緒に何か取り組んでみたい」、「年齢の近い高校生への『租税教室』を協働で実施してみてはどうか?」というやり取りを経て、今回の租税教室を実施する運びとなりました。

〇期待される成果
 今回の租税教室は、佐賀税務署との協働により実現した、ゼミで初めての学外での取組です。ゼミ生たちは緊張の面持ちでしたが、はじめに佐賀税務署の広報官が「税金についての基礎知識」を説明した後、「世界のめずらしい税金」についてクイズを交えて解説を行いました。卒業を間近に控えた高校3年生たちが社会へ出たときにすぐに役立つ内容としました。
 租税教室を無事にやり終えたゼミ生たちは緊張から解き放たれて満面の笑顔でした。

 

以下、ゼミ生たちのコメント

澤田 昇英(さわだ しょうえい)
「高校生に税金クイズを出すことで、税について楽しく学んでもらう機会を作れたのが良かったです。年齢の近い大学生が話すことで、高校生は税を身近なものとして捉えられたのではないかと思います。税は社会のあらゆる場面で関わってくる重要なものですが、普段意識する機会は少ないので、今日をきっかけに、税について少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。私自身も税についての理解が深まり、学びの大切さを再認識する貴重な経験となりました。」

 

久原 響輝(くはら ひびき)
「今回はゼミ活動の一環として、高校生向けの租税教室に携わらせていただきました。私たちは租税教室の中で、世界で実際にある面白い税金に関するクイズを出題しました。高校生の皆さんが知らない知識をクイズ形式で説明することで、興味を持って取り組んでもらえたと思います。今回の租税教室では初めて高校生に対して教えるという貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。」

 

松田 理那(まつだ りな)
「私は税クイズの問題を作成しました。税について少しでも身近に感じてくれたらいいなと思います。問題作成にはかなり苦戦したので高校生に喜んでもらえるか不安でしたが、予想以上の反応でしたので、とても嬉しかったです。クイズに正解して喜ぶ高校生の笑顔が忘れられません。途中で、先に答えを出してしまうというミスもありましたが、笑ってカバーしてくれて、牛津高校の生徒さんの人柄の良さも感じられました。租税教室を協働で実施させていただいた佐賀税務署にも感謝しています。」

 

江田 彩乃(こうだ あやの)
「これまでに高校生に向けて講義をしたことが無かったので、今回の租税教室はとても良い経験になりました。聴講する高校生が想定外に多くて緊張しましたが、事前の練習どおりに話すことができて良かったです。高校生の皆さんも意欲的に聞いていただけたのでスムーズに講義を進めることができました。また、今回の租税教室を行うにあたって、佐賀税務署の方にお話を伺ったり、税についていろいろ調べたりと、私自身も税について学修する良い機会となりました。またこのような機会があれば参加したいと思います。」

 

        

        

 

【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学経済学部経営学科 教授 角田幸太郎
0952-28-8460(内線8460)
cota6@cc.saga-u.ac.jp

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